「へとへとに疲れた」
「心がすさんでいる」
「すっきりしたい気分になりたい」
そんなときは、ぜひ絵本を読んでみましょう。
絵本といえば、子ども向けの印象がありますが、大人でも十分楽しめます。
絵本は絵が主体となっています。
たいてい柔らかい絵なので、見ているだけで癒されます。
活字も大きく読みやすいのが特徴です。
難しい漢字や専門用語は一切登場しません。
平易でシンプルな内容なので、疲れているときや元気のないときでも、すらすら読めるでしょう。
文章量も少ないので、すぐ1冊を読み切れるはずです。
「1回のリフレッシュにつき、絵本を1冊読む」というルールを作っておくと、区切りやすくなるでしょう。
絵本だからといってばかにできません。
子どもの向けの絵本であっても、奥深い内容が多く、人生哲学のような物語がたくさんあります。
子ども向けの絵本は、大人であってもためになるものがほとんどです。
童心に戻って癒されたり、忘れかけていた基本を思い出せたりするでしょう。
たっぷり感動ができて泣けるものも少なくありません。
特にロングセラーの絵本は必ず人生訓が含まれているので、読み応えがあります。
長く生き残っている本は、人生で大切なことが含まれている証拠です。
子どものころはわからなかったことも、大人になってから読むと「そういう意味だったのか!」と気づくことがあるでしょう。
絵本を通して「人生の本質」に気づかされることもあります。
大人になった今こそ読んでみる価値があるのです。
昔から持っている絵本を読んでみるのもよし。
子どものころに読んだ絵本があれば、引っ張りだして久しぶりに読んでみましょう。
ベストセラーの絵本を買って読んでみるのもよし。
絵本を楽しめるのはもちろんですが、最新の話題についていたり話のネタにもなったりするでしょう。
同じ絵本を何度も読んでみるのもよし。
2回目はすでに内容がわかっているので、1回目とは違った視点で楽しめるでしょう。
何度か読んでいくうちに少しずつ理解が進んで、新しい魅力や面白さに気づくことがあります。
経済的な事情で絵本を買うのが厳しいなら、図書館を利用しましょう。
どの図書館も子ども向けの絵本コーナーがあるので、好きな絵本を借りることができます。
大人が借りることを恥ずかしがらず、どしどし利用しましょう。