甘えることができる人はいませんか。
友人、恋人、パートナーなど、甘えることができる人がいるなら幸いです。
たまには甘えてみましょう。
「甘える」と聞くと、未熟な子どものようなイメージを浮かべる人もいるかもしれません。
「わがまま」「さみしがり屋」「依存心が強い」などの印象を持つ人もいるでしょう。
しかし、甘えることがいけないというのは考えすぎです。
甘えることはあっていいのです。
ずっと気を張ったままでは精神が持ちません。
人間の精神力には限界があります。
誰にも頼らず1人で頑張っていると、いつか限界に達して、心がぽきっと折れてしまいます。
どれだけ固い鉄も、折れるときは簡単に折れてしまいます。
鉄は普段は固いですが、折れるときにはぽきっと折れます。
強がったり見栄を張ったりしません。
誰かに甘えたいときは素直に甘えましょう。
甘えることができる人に甘えましょう。
特に身も心もすり減っているときは、誰かに甘えたい気持ちもひとしお大きくなるでしょう。
もちろん誰にでも甘えていいわけではありません。
信頼関係が結ばれていて、遠慮のいらない関係であることが大切です。
そのうえで理解力と包容力がある人であれば理想的です。
懐の大きな人であれば、あなたを全面的に受け止めてくれるでしょう。
話を聞いてもらったり慰めてもらったりできるでしょう。
自分の弱みを見せることになるかもしれませんが、それでいいのです。
甘えることで安心感を覚えます。
緊張から解き放たれ、リラックスできるでしょう。
甘えることは「あなたは頼れる人です、信頼できる人です」というメッセージにもなります。
甘えることができる人が1人でもいれば、あなたは幸せです。
甘えたいとき、たっぷり甘えてください。
まったく甘えない人より、たまに甘える人のほうが、強いのです。