さて、1つ問題です。
生まれてからこれまで、あなたが口にした言葉を一番聞いている人は誰でしょうか。
お父さんでしょうか。
お母さんでしょうか。
友人でしょうか。
先生でしょうか。
いえいえ、どれも違います。
あなたです。
あなたが口にした言葉を一番聞いているのは、自分であるということに、まず気づきましょう。
肯定する言葉だけでなく、否定する言葉も全部、自分で口にすると同時に自分で聞いています。
ということは、あなたが他人に向けて口にする言葉は、大切ということです。
他人に向けて口にした言葉は、他人に向けていると同時に、自分に向けていることになるからです。
肯定も否定も、自分に言い聞かせることになります。
人を褒める人がいます。
「今日も元気そうですね」
「かっこいい生き方ですね」
「素晴らしい才能ですね」
こうした前向きな言葉を口にする習慣は大切です。
自分に跳ね返ってくるからです。
「今日も元気そうですね」と言っていると、自分も元気になります。
「かっこいい生き方ですね」と褒めていると、自分もかっこいい生き方ができるようになります。
「素晴らしい才能ですね」と言っていると、自分の才能も開花してきます。
他人に語りかける言葉は、自分に語りかける言葉です。
他人を元気づける言葉は自分が元気になります。
他人を認める言葉は、自分も認めることになります。
他人を肯定する言葉は、自分を肯定することになります。