執筆者:水口貴博

挑戦する力がつく30の言葉

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大人になってから遊ぶときは、制限を設けておくほうがいい。

大人になってから遊ぶときは、制限を設けておくほうがいい。 | 挑戦する力がつく30の言葉

大人になってから遊ぶときは「制限」を作っておきましょう。

なぜ制限が大切なのか。

大人になってから遊びで失敗すると、一発で重大な事態に発展する可能性があるからです。

未成年の場合、遊びたくても、制限の壁があります。

そもそも年齢制限が設けられているため、遊びたくても限界があります。

借金したくても、未成年は断られます。

クレジットカードを作りたくても作れなかったり、大人のお店に行きたくても入店を断られます。

持っているお金も限られているため、遊ぼうにも、小規模な遊びしかできないことが多い。

失敗しても、軽傷で済んだりやり直す機会が与えられたりすることがあります。

同じ失敗であっても、刑罰が大人より軽く済むことが少なくありません。

万一、遊びでトラブルがあっても、未成年は責任能力が未熟と判断され、寛大な処分で済む場合が多い。

身を滅ぼすまで遊びたくても、法律やシステムが壁になって限界があります。

子ども扱いされることが、時には役立つこともあるのです。

大人の失敗は、自己責任の分だけダメージも大きい

ところが大人の場合は違います。

成人を迎えた大人の場合、制限がありません。

遊ぼうと思えば、いくらでも遊べます。

「大人だからわかっていますね」「大人だからできて責任を取れますね」という目で見られます。

すべて自己責任であり、自己負担です。

うっかり度が過ぎることがあっても、その責任を負わなければいけません。

趣味、ゲーム、飲み会、ギャンブル、男女の色恋。

大人の失敗は、自己責任の分だけダメージも大きい。

「大人だからコントロールができて当たり前」と思いますが、そうとも限りません。

大人であっても、自己管理に失敗するのはよくあること。

不運と悪条件が重なれば、理性や自制心を失うことは、大人でも珍しくありません。

適度を守るつもりであっても、実際に遊び始めるとヒートアップして、適度を越えることが少なくありません。

単なる遊びとはいえ、その気になれば、身を滅ぼすまで遊ぶことも十分可能です。

のめり込んでしまうと、どんどん深みにはまっていき、抜け出せなくなる。

気づけば、致命的なダメージになっている可能性もあるのです。

ましてやお酒が入っていると、あっさり理性と自制心が失われ、未熟な子どものようになってしまいます。

酔いが覚めてから、大変な事態に気づき、顔が真っ青になる。

「無制限」は、楽で自由に聞こえますが、これほど恐ろしいものはないのです。

大人であっても、適度に制限を設けておくのが賢明

ここで役立つのが「制限」です。

「お酒は1日に1缶まで」

「交際費は月に2万円まで」

「ゲームは1日3時間まで」

「趣味は、収入の20パーセントまで」

「ランニングは、1回10キロまで」

許容範囲を決めて、ルール化しておきます。

遊びの内容に応じて、適切な制限を設けておくほうがいいでしょう。

制限の適度は、対象によって変わるため、一概には言えません。

大切なことは「遊びに制限を設ける」ということです。

「遊びだから無制限でいいよね」と軽視するのではありません。

「遊びだからこそ制限を設けよう」と考えるのが正解です。

コントロールする自信がなければ「しない」という賢明な選択です。

すでに始めていることなら「やめる」という決断も悪くありません。

「自分は大丈夫」と思う人ほど制限が必要

「自分は大丈夫」

そう思う人がいれば、要注意です。

「自分は大丈夫」と思っているのは、油断している証拠です。

「自分は大丈夫」と思っている人ほど、制限を設けたほうがいいでしょう。

制限を設けることで少し不便に感じるかもしれませんが、その不便さがあなたを救います。

挑戦する力がつく言葉(29)
  • 大人になってから遊ぶときは、あらかじめ「制限」を設けておく。
あなたは今、明日の自分を作っている。

挑戦する力がつく30の言葉

  1. あれこれ考えるな。
    とにかく動け!
  2. 無難なことばかり選んでいると、心が弱って臆病になる。
    たまには危険なことを選んでみよう。
  3. 他人が断った仕事は、あなたが引き受けるチャンス。
  4. 縁起の悪いことがあれば、わざとやってみよう。
    意外と何でもないことに気づくだろう。
  5. 挑戦する前から「どうせ無理」と諦めていないか。
  6. 気力が出るから動くではない。
    動くから気力が出るのだ。
  7. いい思い込みをして、ポジティブな錯覚を引き起こそう。
    「以前に経験したことがある」と思えば、恐怖が半減する。
  8. 機嫌がいいときは、新しいことを始めるベストタイミング。
  9. 恥ずかしいなら、恥ずかしがる暇がなくなるくらい、スピードを出せばいい。
  10. 「トラブル」と呼ぶから、苦しく感じる。
    「イベント」と呼べば、楽しく感じる。
  11. 必ずうまくいくことばかり挑戦していないか。
    うまくいくとは限らないことに挑戦するのがかっこいい。
  12. あなたは「勇気がない」と思い込んでいる。
    小さな勇気しか出ないなら、小さな勇気でできることをすればいい。
  13. 苦手や困難に取り組むだけが挑戦ではない。
    娯楽や興味関心に取り組むことも挑戦の1つ。
  14. 「あと○○しかない」を「まだ○○もある」と言い換えるだけで、可能性が見えてくる。
  15. 野球のストライクゾーンは、すでに決まっている。
    あなたのストライクゾーンは、自由に決めていい。
  16. あなたの心は、もっと軽くなる。
    心が軽くなるだけで、新しい自分に生まれ変われる。
  17. 自分のことを「大物」という人に、大物はいない。
  18. 上司から面倒な頼まれごとをされても、むっとしてはいけない。
    わざと面倒な雑用をお願いして、反応や仕事ぶりを見ている。
  19. 強い人は、そこそこの成功しかできない。
    弱い人こそ、大きな成功を成し遂げる。
  20. 「挑戦」は「冒険」と言い換えよう。
    恐怖が半減して、わくわく感が倍増する。
  21. 元気を出しすぎてはいけない。
  22. 背伸びには2種類ある。
    「無理な背伸び」と「安全な背伸び」
  23. たっぷり趣味を楽しんだ日を「充実した1日」と呼ぶ。
  24. 「くだらない」という口癖があると、何でも嫌になる。
    「面白い」という口癖があると、何でも楽しくなる。
  25. 「うまくいった試しがない」と言われたら、こう切り返そう。
    「じゃあ、次はうまくいかせます」
  26. お金より夢を追いかけよう。
    流行より自分らしさを追いかけよう。
  27. 今からでも遅くない。
    諦めていたことに、もう一度挑戦してみよう。
  28. 挑戦して失敗した人を笑ってはいけない。
  29. 大人になってから遊ぶときは、制限を設けておくほうがいい。
  30. あなたは今、明日の自分を作っている。

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