「勇気がないから行動できない!」
行動するには、大きな勇気が必要と思っていないでしょうか。
たしかに危険なことや恥ずかしいことには、勇気が必要です。
自分の殻を破るような挑戦には、それなりの覚悟と勇気が必要になるでしょう。
特別恥ずかしいことであれば、それだけ大きな勇気が必要になります。
もちろん大きな勇気があればベストですが、ここに思い込みがあります。
「勇気が出ない」と言いますが、本当でしょうか。
勇気が出ないとはいえ「完全なゼロ」というわけではないでしょう。
本当に勇気が1ミリもないなら、もはや生きることすらできていないはずです。
今あなたが生きているなら、少なからず勇気がある証拠。
たとえ折り紙付きの臆病者であろうと、小さな勇気ならあるはずです。
あなたは「勇気がない」と思い込んでいます。
「勇気が出ない」というフレーズが口癖になっていて、小さな勇気を見逃しています。
つまらない口癖のせいで自分の可能性に気づけないのはもったいないことです。
大きな勇気はなくても、小さな勇気ならあるのではないでしょうか。
米粒くらいの勇気でかまいません。
米粒より小さな勇気でもかまいません。
少なくともゼロでなければいい。
小さな勇気しか出ないから、小さな勇気でできることから始めましょう。
何もしないでじっとしているくらいなら、1歩でも1ミリでもいいので、何かをしたほうがいい。
びくびく震えながらでかまいません。
怖くて体が震えるなら、震えながら行動すればいいのです。
「小さな勇気のままでは、できることも限られる」
そう思うかもしれませんが、ここで気づいてほしいことがあります。
小さな勇気は、後から少しずつ大きくしていけばいいのです。
人は慣れる生き物です。
小さな勇気でできることから始めると、後から変化が生まれます。
だんだん危険に慣れてきます。
メンタルが鍛えられるにつれて、恥ずかしいことも平気になります。
最初は手順や方法がわからなくてぎこちなくても、慣れてくれば、スムーズにできるようになるでしょう。
少しずつ勇気が上積みされていきます。
最初は小さな勇気であっても、いつの間にか大きな勇気に成長しているのです。
だから、小さな勇気を大切にしてください。
大きな勇気は必要ありません。
小さな勇気で十分。
小さな勇気であっても、立派な勇気です。
小さな勇気でできることから取り組んでみることで、あなたの未来を切り開けるのです。