戦いに挑むことを私たちは「挑戦」と呼びます。
「次の課題に挑戦する」
「難しい仕事に挑戦する」
「新しいテーマに挑戦する」
挑戦という言葉には、ポジティブな印象がありますね。
チャレンジ精神にあふれ、勇敢で積極的な印象もあります。
「さあ、やるぞ!」と気合が入って、やる気が湧くでしょう。
一方で「挑戦」という響きには、少し恐怖感があります。
「これから大変なことが待っている」
「痛い目に遭うかもしれない」
「予想以上のストレスかもしれない」
リスクに飛び込んでいくようなイメージが湧くと、恐怖で足がすくんだり、体が震えたりするかもしれません。
「挑戦」という呼び方も悪くありませんが、少しストレスを感じるのではないでしょうか。
もし「挑戦」と呼ぶ場面があれば、別の表現に言い換えてみてください。
「挑戦」を「冒険」と言い換えてみましょう。
挑戦も冒険も「勇敢に立ち向かう」という点は同じであり、似たような意味ですが、わくわく感が違います。
冒険という言葉のほうが、ゲーム感覚や遊び心がプラスされます。
恐怖が半減して、わくわく感が倍増するのです。
言い方を少し変えるだけで、世の中の見方が変わります。
「新しい仕事に挑戦する」というときは「新しい仕事を冒険する」と言い換えてみましょう。
「難しい問題に挑戦する」というときは「難しい問題を冒険する」と言い換えてみましょう。
それ自体を大きなイベントとして捉えてみるのがポイントです。
あなたは冒険者です。
冒険者になったつもりで、勇敢な1歩を踏み出しましょう。
そこには新しい世界があり、新鮮な刺激が待っているでしょう。
意外な出来事があり、サプライズを楽しめるかもしれません。
何らかの気づきと発見があり、あなたの成長にもつながるでしょう。
仕事をするなら、少しでもわくわくしたほうが楽しめます。
楽しむと、潜在的な力を発揮しやすくなり、ますます仕事がうまくいきます。