ストレスをためる人は、仕事や勉強をいつも後回しにしていると言うことです。
後回しは、楽に思えます。
楽に思えるから、ほとんどの人が、面倒なことは後回しにしてストレスを回避しようとします。
ストレスをため込む人は、ストレスとの上手な付き合い方だと、勘違いしています。
本当は、後回しにすればするほど、ストレスがたまっていくという事実があるのです。
「まだやっていないのか」
「今まで何をしていたのですか」
「早くしろ」
ぐずぐずしていたばかりに叱られた経験はありませんか。
後回しにすることは、他人からの評価が下がり、叱られたり叱られたりします。
そのほうがストレスが大きくなってしまうのです。
一時的にストレスから逃れることはできても、ためた分のストレスの波が、後から押し寄せてきます。
初めにあったストレスが倍以上に大きくなって返ってきます。
だからストレスをためる人は、いつも「後回しにする」という効率の悪い習慣が癖になっています。
嫌な仕事、面倒なことほど「今すぐ」に行うことがストレスを少しでも小さくさせる工夫です。
早く終わらせれば、早く忘れることができます。
後回しにしていると「やらないといけない」と頭の中で、何度も反復しなければならなくなり、それが疲れに変わります。
「今すぐ」という習慣は、行動が早いだけでなく、人からの評価も高くなります。
「あの人は、言われたことはすぐやるタイプだ」
「あの人は、行動力がある」
「スピードがある」
仕事が速くなるだけでなく、評価も高くなり、昇進も早くなります。
ストレスとの上手な付き合い方は「今すぐ」という行動習慣なのです。