ある女の子が言いました。
「この子、落ち込んでいるんだから、もっと優しくしてあげなさいよ」
このように落ち込んでいる人を保護しようとするのです。
ですが残念ながら、この一言で「この子」は逆につらくなります。
気にされることで、余計に気にしてしまうのです。
普通に接してくれるのが、一番楽です。
楽に接してくれるから、楽に話ができるようになります。
「さあ、話して!」と気合を入れられると、もうダメです。
何も話せなくなります。
私もこの点はとても気をつけています。
気にしてはいるのですが、気にしていないというふりをしています。
相手に緊張を与えず、話をしてもらう。
ちょっと難しいですが、何とかやっているつもりです。
相手の緊張を解いてあげると、話しやすくなるのです。