実は、元気づけることとは、何もしないことでもあります。
誰でも、落ち込むことは好きではありません。
だから何とか立ち直ろうと「自分で」努力します。
誰かに起き上がらせてもらうのではなく、自分で起き上がることが大切です。
「自分で」というところに、本人の成長があるのです。
元気づけをしなくても、自然に元気になっていくものなのです。
元気づけるために、必ず何かをしてあげないといけないわけではありません。
本当に相手のことを思うなら、逆に何もしないことも必要なことです。
何もせずにそっとしておいてあげるのも、本人には大切な成長の瞬間になるのです。