執筆者:水口貴博

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

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褒めるときには、外側より内側を褒めることが大切。

褒めるときには、外側より内側を褒めることが大切。 | 落ち込んでいる人を元気づける30の方法

褒めるときには、どこを褒めるかが大切です。

ポイントは、外より内です。

外側を褒めるより内側を褒めるほうが、相手には嬉しい褒め言葉となります。

外見ばかり褒めていると、悪いことではないのですが、時と場合によっては相手に不快な気分を与えてしまうことがあります。

私は女の子の服を褒めて、叱られたことがあります。

「きれいだね」

「え、本当!」

「服がきれいだってこと」

「……」

これは、私がいけませんでした。

褒め方に、相手の内側の部分が込められていなく、外見を褒めた言葉となっていたからです。

褒めることは、実はちょっとしたセンスが必要です。

相手の着ている服を褒めると、相手ではなく、服を褒めていることになります。

見ているのは、相手ではなく、服と誤解されることがあるのです。

褒めるときに大切なことは、相手の内側を褒めることです。

たとえば、服を褒めるときには「いい服だね」と言うのではなく「その服、似合っているね」と言うほうが相手は喜びます。

服と自分が、マッチしていることを意味するからです。

さらには「おしゃれだね。ファッションセンスあるよね」と言うと、相手の内側のセンスを褒めることになり、もっと喜びます。

センスを褒めるとは、つまり相手の内側を褒めることになります。

もう1つ例をあげましょう。

レストランでの食事のときです。

レストランで相手と一緒に食事をするときに、もちろんオーダーをします。

相手はシーフードが大好きですから、シーフードを注文します。

そこでも相手の内側を褒める一言を言いましょう。

「シーフードにこだわりがあるんだね」という一言です。

相手は自分のシーフードへの思いを見てくれているのだと思い、話が弾みやすくなるのです。

褒めるときには、相手を見て、外側より内側を褒めることが大切なのです。

落ち込んでいる人を元気づける方法(25)
  • 相手の内側を、褒める。
元気づけることとは、他人が褒めていたことを本人に伝えてあげること。

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

  1. 落ち込む原因は2つのみ。
    能力と存在。
  2. 大失敗は、大成功。
  3. 「存在」の欠乏から立ち直るには、時間がかかる。
  4. 人間は、何かに寄り添っていかないと、生きていけない。
  5. 人間には、理解してもらいたい欲求がある。
    話を聞いてもらえるだけで癒される。
  6. 話を聞くときには、話を折らないことが大切。
  7. 相槌を打つと、話が進んでいく。
  8. 落ち込んでいる人に対して「頑張れ」は禁句。
  9. 相手の心の中まではわからない。
    「わかる」は禁句。
  10. 一番のアドバイスは、聞かれたら聞き返すこと。
  11. 言葉より手書きの手紙のほうが、元気づける効果がある。
  12. 特別に接しない。
    普通に接することが大切。
  13. 成長するためには、落ち込むことが必要。
  14. 励ませば励ますほど落ち込む。
  15. 現実逃避が、落ち込み逃避になる。
  16. 話を聞くときには、2人きりになるのが大切。
  17. 愚痴を吐き出せば、最後は笑いで締めくくることが大切。
  18. 話を聞くときの一番のポジションは、斜め横。
  19. とにかく相手の話を否定しない。
  20. 話の最後を繰り返すと、話がどんどん前に進んでいく。
  21. 暗い表情だから暗くなる。
    明るい表情だから明るくなる。
  22. 「ありがとう」が、相手を元気づける。
  23. 落ち込んでいる人には「観る」ことが大切。
  24. 褒められることで、自信がつく。
    元気づけることとは、褒めること。
  25. 褒めるときには、外側より内側を褒めることが大切。
  26. 元気づけることとは、他人が褒めていたことを本人に伝えてあげること。
  27. 元気づけることとは、教えてもらうこと。
  28. ただ、そばにいてくれるだけでいい。
  29. 落ち込んでも、自然と立ち直る。
    そっとしてあげることも大切。
  30. 落ち込むことで強くなる。
    落ち込めることに感謝しよう。

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