緊張することを、悪いことだと思っている人がいます。
しかし、緊張することは、人の品性を養う上で、なくてはならない感性です。
緊張がなくなれば、だらだらしたオヤジになってしまうからです。
品のないオヤジは、決まってだらだらしています。
緊張する感性がなくなっていますから、自分が恥ずかしいことをしているということにまったく気づいていません。
「これくらい大丈夫。誰も気にしていない。誰も見ていない」と思っています。
こうした恥ずかしい行動を、平気でやってのけてしまいます。
緊張することがなく、恥ずかしい感性が失われてしまっているから、こうなってしまうのです。
私だったら、しようと思っても、どれも恥ずかしくてできません。
人目を意識できる緊張や恥ずかしい感性は、人の品を整えるために、なくてはならない存在です。
緊張感は、悪いことではなく、むしろなくてはならない大切な存在です。
品を養う上では、これ以上ないほどの大切な感覚です。
人から、緊張感を取ってしまうとオヤジになってしまうのです。