頭の良い人が、一番偉いわけではありません。
物知りの人が、幸せというわけでもありません。
有名国立大学を卒業しているからとはいえ、すべての人が幸せになれるわけではありません。
知識があるからとはいえ、必ずしも幸せになれるとは限らないのです。
知識は、気品があって、初めて引き立ちます。
物知りの人でも、偉そうに話をされると、気分が悪くなり、その人から教わろうという気持ちが薄れていきますよね。
頭のよい上司でも、性格が悪ければ、最悪の職場になってしまうようなものです。
気品がなければ、知識は本当に生かしきれないのです。
たとえば、今このように私の話している話し口調が、突然偉そうになればどうでしょうか。
「あなたは間違っている。俺のいうことを聞け!」なんて偉そうに話をされると、もうそれ以上話を聞きたくなくなります。
すぐ別のサイトへ移ってしまうでしょう。
話し方、マナー、言葉遣いといった気品は、自分の持っている知識を生かすために必要欠かせないことなのです。
私がHAPPY LIFESTYLEにおいて話を進めるうえでも、語り口調や話し方には、気を使っています。
話し方によっては、せっかくのよいお話も台無しになってしまうからです。
私が今まで出会ってきた先生や上司の中には、とんでもなく偉そうな人がいました。
たしかに頭もよく、人一倍物知りで、技術を持った人ではあるのですが、性格が悪いのです。
そういう人とはあまり関わりたくないと思いますし、私に限らずほかの人からも嫌われてしまうありさまです。
せっかくの知識が、宝の持ち腐れになっている光景を、何度も見てきました。
だからこそ、知識は、気品があってこそ活用でき、引き立てることができるのです。
あなたは、偉そうにしていませんか。