日常では時折、停電や断水に見舞われることがあります。
計画工事によるケースもあれば、地震や台風といった自然災害によるケースもあります。
すぐ復旧するかと思いきや、思った以上に長い時間がかかることもある。
特に大きな自然災害が発生して、インフラ設備に甚大な損害が生じた際は、停電・断水のダブルというケースもあります。
停電や断水に見舞われることがあれば、不満を漏らすばかりではいけません。
インフラの重要性を再認識する機会に変えてください。
不便極まりないことではありますが、インフラの重要性を再認識するために、これほど良い機会はありません。
電気も水道も、あるのが当たり前で空気のような存在に思われがちですが、当たり前ではありません。
電気も水道も、それを整備・保守してくれる人がいるおかげです。
私たちの知らないところで日々努力されている方々がいます。
いざインフラが利用できなくなると、本当に不便です。
いかに普段、電気や水道に助けられているか、ひしひし実感できます。
たっぷり不便を感じて、たっぷりインフラの重要性を再認識する機会にしましょう。
そして、感謝する機会にするのです。
そのとき気づかされた重要性と感謝は、今後の人生に必ず役立ちます。
意識が高まって、より大切に電気や水道を使えるようになるでしょう。
なかなか不便で苦しい経験ではありますが、ちょっとした人生の課外授業と思えばいい。
停電や断水に見舞われる経験は無駄になりません。
たまには停電や断水を経験するのも、良い経験になるのです。
余裕があれば、そのときに感じた苦労を書き留めておくといいでしょう。
メモでも日記でもかまいません。
気づかされたことを文字として記録に残しておきましょう。
ずっと覚えているとは限りません。
インフラが復旧して、普段の生活が戻ってしばらくたつと、せっかく学んだことを忘れるかもしれません。
いえ、忘れるに違いありません。
人は忘れる生き物です。
時間が経つにつれて記憶が薄れていく可能性は十分考えられます。
苦しい経験も、時間が過ぎれば、忘却のかなたに消えていくでしょう。
そんなとき、記録していたメモや日記が役立ちます。
メモや日記を見返すことで復習ができて、忘れかけていた学びをスムーズに思い出せるのです。