心の病気のときは、感謝の気持ちを持てなくてかまいません。
病んでいるときだからです。
病気の真っ最中だからです。
感謝の気持ちは、心から湧いてくるものです。
心が病気のときは、心が正常に働かない状態ですから、感謝の気持ちが持てなくて当然です。
心が病気のときに「感謝の気持ちを持てない私はひどい人間だ」と思ってしまうと、余計なストレスを感じてしまいます。
自分を追い込んで自己嫌悪に陥ってしまい、不幸だけを感じてしまいます。
ますます心の病気が悪化する結果となるのです。
心が病気のときは、無理は禁物です。
まず療養に専念しましょう。
感謝の気持ちを持てなくても自分を責めません。
「今は感謝の気持ちを持てなくて当然。大丈夫、大丈夫」と思うのが正解です。
どうか自分に優しい声をかけてください。
きちんと回復して心が元気になれば、自然と感謝の気持ちが持てるようになります。
身も心も元気になって、再び感謝の気持ちが持てるようになる日がくることを期待しましょう。