家族のありがたみは普段なかなかわかりません。
家族は空気のような存在です。
生まれたときから存在していて、いつもいるのが当たり前なので、なかなかありがたみを感じる機会がありません。
ありがたいどころか、うっとうしく感じることもあるでしょう。
家族のありがたみは、いつわかるのでしょうか。
けがや病気で寝込んだときにわかります。
人生ではあるとき、大きなけがや病気で療養が必要になるときがあるでしょう。
自宅で療養生活を送ることもあれば、病院に入院することもあります。
そんなとき、家族は看病してくれたりお見舞いに来てくれたりします。
献身的な看病であなたを支えてくれるはずです。
肉体的にも精神的にも助けられます。
このとき、本当にありがたく感じて、大きな感謝で胸がいっぱいになるのです。
「ああ、本当に家族がいて良かった。なんて家族は素晴らしいのだろう!」と。
涙が止まりません。
空気のように感じていた家族の存在を実感する機会であり、感謝を再認識する機会です。
本当に家族には頭が上がらないのです。
療養中や入院中、家族のありがたみに再認識できたら、きちんと書き留めてください。
ノートでも日記でもいいのです。
忘れないうちに書き留めることが大切です。
体調が回復してしばらくすると、いつか再び家族のありがたみを忘れるときがやってくるでしょう。
そんなときは書き留めたノートを振り返り、家族のありがたみを思い出してください。
感謝の感情がよみがえり、忘れかけていた家族の大切さを思い出せます。
寝込んだり入院したりするのはつらく苦しいことかもしれませんが、悪いことばかりではありません。
家族のありがたみに気づけたことは、不幸中の幸いです。
寝込んだり入院したりすることも、一概に悪いことばかりではないのです。