「感謝の気持ち=幸福の気持ち」です。
感謝の気持ちを持てば、人生が明るく感じられ、生きることが楽しくなります。
ある科学的研究によると、感謝の気持ちを持つことは、血圧の安定や免疫力の向上に作用することもわかっています。
生きがいを感じやすくなって幸福を感じる機会も増えるため、精神疾患にかかりにくくなり、医者の世話になることが減るのです。
感謝の気持ちを持つことは、精神面でも健康面でも大切なことといえるのは間違いありません。
では、感謝の気持ちさえ持てば十分かというと、そうではありません。
もっと大切なことは「感謝の気持ちを口に出すこと」です。
言わなくてもわかるだろうと思うのは良くありません。
以心伝心に頼るのはNGです。
親しい関係であれば、いちいち口に出さなくてもテレパシーのように伝わるだろうと思うかもしれませんが、よくない考え方です。
思っているだけで相手に伝わるなら誰も苦労しません。
きちんと口に出してこそ、相手に伝わります。
感謝の気持ちがあるなら、きちんと口に出すことが大切です。
「仕事があることはありがたい」
「食事ができることはありがたい」
「親が元気でいることはありがたい」
「平穏無事で過ごせるのはありがたい」
「生きていることはありがたい」
独り言でつぶやくのもよし。
会話の中でさりげなく口にするのもよし。
感謝の気持ちを持つだけでなく、きちんと口に出して言いましょう。
お世話になっている人に対しても、きちんと感謝の気持ちを口に出しましょう。
「いつもありがとうございます」
「いつもお世話になっています」
「先日は○○していただき、ありがとうございました」
感謝の気持ちを口に出すと、その言葉を自分の耳で聞くことになります。
ますます感謝の気持ちが強くなり、幸福な気持ちで満たされます。
ためになる話や面白いを聞いたときも、相手に感謝を伝えましょう。
「ためになる話でした。教えてくれてありがとう」
「面白い話でした。笑わせてくれてありがとう」
感謝をきちんと言葉で伝えると、相手もにっこりほほ笑んでくれるでしょう。
感謝の気持ちを持つことは大切です。
感謝の気持ちを口に出すことはもっと大切なのです。