支払いを済ませて飲食店から出るとき、店員さんから「ありがとうございました」と言われます。
それに対して、こちらも「ありがとうございました」とお礼を言います。
よく見かける光景で、気持ちがいいですね。
きっとあなたも日頃からお店を出るときは「ありがとうございました」とお礼を言っているでしょう。
おいしい食事を楽しめたので、お礼を伝えることが大切なのは言うまでもありません。
理想的に思えるところですが、ここにもう一工夫があります。
「ありがとうございました」とお礼を言えても「後出し」なのです。
「店員さんに言われたからこちらも言う」という状態になっています。
悪くはありませんが、ワンテンポ遅いのです。
店員さんより先に「ありがとうございました」と言うのです。
コツは、会計前にお礼を言うことです。
お礼が遅い人は、会計を済ませて、お店を出るときに言うパターンが多く見られます。
これでは店員さんに先を越されやすくなるので、会計の前にお礼を言うのがおすすめです。
お礼を伝えるのに早すぎることはありません。
レジの前に立ったら、すぐお礼を言えばいい。
そして、会計を済ませてお店から出るときも、もう一度お礼を言いましょう。
競争のつもりで先にお礼を言うのがスマートです。
店員さんより先にお礼を言えるうえ、2回伝えることもできます。
2回とも「笑顔」を添えてお礼を伝えられれば、ますます好印象です。
2回もお礼を言う必要はないと思うかもしれません。
いいえ、そんなことはありません。
お礼は繰り返し言ってもいいのです。
2回伝えることで、よりお礼の気持ちが伝わります。
きちんとお礼を言えるお客さんは、お店からも愛されるのです。