焦ることがあれば、自分にイエローカードを出してください。
仕事の納期にぎりぎりで、焦るときがあるでしょう。
待ち合わせ場所に行くとき、約束の時間に遅れそうで焦ることがあるでしょう。
何とか間に合って、結果としてトラブルがゼロで済むかもしれません。
約束の時間の1分前に、到着や完了すれば、きちんと約束を守ったことになります。
相手に迷惑をかけることもありません。
それでも、やはりよくないのです。
トラブルがゼロで済んだとしても、焦ることがあれば、自分にイエローカードを出してください。
焦るということは、余裕を失っているということです。
トラブルは発生していなくても、焦っている時点でNGです。
ぎりぎり間に合ったとしても、それは運が良かっただけです。
少しでも遅延や修正が発生していれば、間に合いませんでした。
ぎりぎりの行動は、余裕のない行動です。
ぎりぎりに快感を覚える人がいますが、良い習慣ではありません。
時限爆弾を抱えているようなものであり、トラブルになるのは時間の問題です。
焦っていると、ろくなことになりません。
焦りは、精神衛生上にもよくありません。
焦りもストレスの1つです。
いらいらすると心拍数が上がって、精神を消耗します。
いつの間にか眉間にしわが寄っていて、表情も悪くなっています。
日頃から焦りを感じていると、ストレスをためてしまい、心の健康を害してしまいます。
「焦っているな」と思ったら、自分にイエローカードを出しましょう。
「余裕のない行動を取っていた」と反省することです。
今ならまだ間に合います。
まだトラブルが発生していない今のうちに、自分の行動を反省することです。
自分に「焦りのゼロ宣言」を出しましょう。
完全に焦りをゼロにするのは難しいかもしれませんが、ゼロを目指していくことならできるはずです。
家を出る時間を5分早くするだけでも違います。
焦りは、なければないほど良い。
余裕は、あればあるほど良い。
ビジネスでもプライベートでも、焦りを感じることがないよう、日頃から余裕のある行動を心がけましょう。