何かを頑張ったときは、自分を褒めましょう。
「よく頑張った! 偉いぞ、自分!」
結果が出ても出ていなくてもいいのです。
ベストを尽くしたのですから、胸を張りましょう。
頑張った事実は間違いないのですから、きちんと自分を褒めることが大切です。
自分を褒めることは、自分を認めることです。
きちんと自分を褒めることで、自己肯定感・自己効力感の向上につながります。
さて、頑張ったときに褒めるのはもちろんですが、もうひとつ大切なタイミングがあります。
きちんと休んだときも褒めてください。
日常ではきちんと休んだほうがいいときがあります。
「余裕がなくなりそうなとき」です。
余裕がなくなりそうなときは、無理をせず、きちんと休むのが得策です。
リソースを使い切ればいいわけではありません。
リソースを使い切ってからでは手遅れです。
平常心が失われ、正常な思考ができなくなり、自分が壊れてしまう恐れがあります。
リソースを使い切るまで頑張るのは危険です。
自分らしくない言動を取ってしまい、余計な後悔を生んでしまうことにつながります。
頑張ることが好きな人は、頑張りすぎる傾向があります。
ブレーキを踏むことは悪いことだと考え、なかなか休憩せず、アクセルばかり踏んでいるのです。
これほど危険なことはありません。
ブレーキを踏まないでいると、エンストを起こすのは時間の問題です。
体調不良によって、長期ダウンにつながる可能性もゼロではありません。
自分が自分でいるためには、一定の余裕が必要です。
余裕がなくなりそうなときは、いったんブレーキを踏んで、スピードを落としましょう。
頑張るのはやめ、自分に休むことを許可してください。
「そろそろ危ないな」と思ったら、イエローカードです。
まだ頑張れる余力が残っていたとしても、素直にブレイクタイムを入れましょう。
頑張ることも大切ですが、きちんと休むことも大切です。
頑張ったときだけでなく、きちんと休んだときも、褒めましょう。
「きちんと休めて偉い、自分!」でいいのです。
これが自己管理能力です。
自分らしく生きるためには、一定の余裕が必要なのです。