公開日:2022年7月12日
執筆者:水口貴博

自分を大切にする30の言葉

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自分の配慮不足は、相手の非言語情報を頼りに気づく。

自分の配慮不足は、相手の非言語情報を頼りに気づく。 | 自分を大切にする30の言葉

配慮を心がけていても、最初から完璧にできるわけではありません。

注意をしていても、何でも気づけるとは限らない。

自分では「気が利く人」を心がけていても、いつの間にか相手に不快感を与えていることがあります。

これは誰にでも起こり得ることです。

何気なくしたことが、相手に不快感を与えていることがあります。

時には迷惑をかけていることも少なくありません。

迷惑の感じ方も人によって異なるため、一概に言えないところがあります。

ある人は平気に感じていても、別の人は迷惑に感じることがあるでしょう。

良かれと思ってしたことが、逆効果になるパターンも少なくありません。

悪気はなくても、いつの間にか配慮のない行為をしてしまい、相手に不快感を与えてしまっていることがあります。

相手は言葉で注意してくれるとは限りません。

むしろ注意してくれないほうが多いと考えたほうがいいでしょう。

優しい心の持ち主ほど、言葉で注意することをためらうため、口に出しません。

いつの間にか距離を置かれ、目の前からいなくなるのです。

理由もわからず、人に離れていかれることほど悲しいことはありません。

相手の「非言語情報」に注意を払う

自分の配慮不足は、どうやって気づけばいいのか。

相手の「非言語情報」に注意を払うことです。

非言語情報とは、しぐさや態度、表情や視線など、言語以外から得られる情報のことをいいます。

困っている様子や嫌がっているそぶりがないか、相手の非言語情報に注意を向けてください。

たとえば、次のような態度が見られたら、相手は不快に感じている可能性があります。

  • 眉をひそめる
  • 口角が下がる
  • 舌を噛む
  • ため息をつく
  • 後ずさりする
  • 急に言葉数が減る

こうしたネガティブな反応が見受けられれば、相手は不快に感じていることがうかがえます。

もちろん1つが当てはまるからといって断定することはできませんが、判断材料として有効です。

当てはまる点が多ければ多いほど、可能性は大。

相手は言葉で「嫌です」と言わなくても、心の中では嫌がっているはずです。

気が利く人になるためには、日頃から非言語情報を読み取る癖を付けておくことが重要です。

相手から言葉で注意がなくても、自分のNG行為に気づけるようになります。

非言語情報から相手が不快に感じていると気づいたら、自分の言動を見直す機会にしましょう。

どんな行為が喜ばれ、どんな行為が喜ばれないのか。

トライ&エラーを繰り返しながら、だんだん自分の振る舞い方が洗練されていきます。

そして、大人の気遣いができるようになっていくのです。

自分を大切にする言葉(6)
  • いつの間にか起こる自分の配慮不足は、相手の非言語情報を読み取って、反省する。
挨拶直後に目をそらすと、相手に悪印象を与える。

自分を大切にする30の言葉

  1. 「私は私の宝物」と口に出そう。
  2. キャラクターを演じるのではない。
    自分らしいキャラクターを貫くのだ。
  3. 人生で最も素晴らしい運命の人とは。
  4. 鏡を見てください。
    目の下にくまができていませんか。
  5. どうしても抵抗があることは、きちんと断る。
  6. 自分の配慮不足は、相手の非言語情報を頼りに気づく。
  7. 挨拶直後に目をそらすと、相手に悪印象を与える。
  8. 仕事はぱんぱんになっていなくても、心がぱんぱんになっていたら、ブレーキを踏もう。
  9. 顔にしみや吹き出物があっても、気にしなくていい。
    自分が思っているほど、見られても気づかれてもいない。
  10. 自分らしく生きられたら、結果にかかわらず、すべて成功。
  11. 淡々とした声で自分の状態を口に出せば、メタ認知が向上する。
  12. 模試の結果が悪くても、落ち込む必要はない。
    「本試験でなくて良かった」と考えよう。
  13. 「私ってダメな人間」を禁句にしよう。
  14. どれだけ仕事ができなくても、自分を「無能」と言ってはいけない。
  15. 頑張った自分を褒めるよう。
    きちんと休んだ自分も褒めよう。
  16. 人間ドックで異常が見つかったら、帰りに改善本を買って帰ろう。
  17. 100円ショップで真剣に選ぶあなたは、素晴らしい。
  18. 焦ることがあれば、自分にイエローカードを出す。
  19. 自分と同じ状況の人とつながるだけで、励まされる。
  20. 喉が渇いてから水を飲むのでは遅い。
    喉が渇く前に水を飲もう。
  21. 寝具にかけるお金は、健康への投資。
  22. 負けを取り返そうとしても、ドツボにはまるだけだ。
    ギャンブル依存症の話を聞いたことがないのか。
  23. 最後に体重計に乗ったのはいつですか。
  24. あなたは今、自分の年齢を即答できるか。
  25. 健康診断を受けるのは、自分を大切にする姿勢。
  26. 前向きに考える。
    徹底的に前向きに考える。
  27. 挨拶をして人違いであっても「挨拶して良かった」と考えよう。
  28. 口下手であっても問題はない。
    「不言実行」のキャラクターで活躍すればいい。
  29. 過去の失敗を、武勇伝のように話すことほど恥ずかしいことはない。
  30. 箸の持ち方を直すのに、遅すぎることはない。

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