受験生にとってなくてはならないのは、模試です。
模試の結果が悪ければ、落ち込んでしまうでしょう。
D判定やE判定が目立つと、志望校の合格が絶望的であるように思えます。
大きなため息が出て、心がどんよりしてしまうでしょう。
「もうダメだ」と思ってしまうところですが、ちょっと待ってください。
落ち込む必要はありません。
むしろほっとしてください。
模試の結果が悪ければ「本試験でなくて良かった」と考えるのです。
どれだけ模試の結果が悪くても、受験失敗が決まったわけではありません。
あくまで模試です。
共通テストですらありません。
どれだけ模試の結果が悪くても、本試験には1ミリも影響しません。
自暴自棄になる必要はなし。
大切なのは、模試の後です。
本試験まで時間があります。
模試で間違えたところは、徹底的にチェックしてください。
次は正しく回答ができるよう、しっかり見直しましょう。
そうすれば、模試を十分生かせます。
「模試がダメだった」と思えば、落ち込みます。
「本試験でなくて良かった」と思えば、元気が出ます。
見方を変えれば「課題がたくさん見つかった」ともいえます。
一度にたくさんの課題が見つかったなら、それはそれで幸いなことです。
見直し箇所は多いかもしれませんが、次のアクションが明確になりました。
まだ時間はあるので、自分を信じて本気を出せば、本試験に間に合うでしょう。
模試の悔しさをバネに、本試験に向けて勉強してください。
残り時間は少なくても、限られて中でできることがあるでしょう。
本試験前の模試でD判定やE判定であっても、そこから猛勉強をして、合格を果たした人は大勢います。
模試の結果が悪くても、それをバネにして、勉強のモチベーションに変えてください。
どれだけ模試の結果が悪くても、逆転のチャンスはあるのです。