ギャンブルは「負けを取り返す」と思い始めたら、イエローカードです。
気晴らしでギャンブルをやっているならまだいいのですが、本気で「負けを取り返す」と思い始めたら相当危険な状態です。
ギャンブル依存症の一歩手間にいると思ってください。
終わりのない借金地獄の入り口に立っていると思ってください。
損をして悔しかろうと情けなかろうと恥ずかしかろうと、損切りで早めに終わらせるのが賢明です。
ギャンブルは、必ず胴元が儲かる仕組みになっています。
ギャンブルは主催する胴元が存在し、客が支払う賭け金から一定割合を抜き、それを利益としています。
たとえば、パチンコやパチスロは賭け金のおよそ20パーセントが胴元に持っていかれます。
競馬や競輪などの公営ギャンブルはおよそ25パーセント、宝くじなら50パーセント以上が胴元に持っていかれます。
ギャンブルで勝ったとしても一時的であり、永続的に勝ち続けるのは不可能。
トータルでは必ず負けるよう綿密に計算されてできています。
ギャンブル依存症の話を聞いたことがないのでしょうか。
「負けを取り返す」なんて思い始めたら、ドツボにはまるだけです。
理性を失っている証拠です。
ますます損をする未来が見えています。
ギャンブル依存症の話をチェックしてみてください。
「負けを取り返す」というセリフが必ず登場します。
これには例外がありません。
負けを取り返そうとした結果、ますます損が膨らんでいき、結果として抜け出せなくなりました。
気がつくと、大きな借金を作っていて、首が回らなくなっているのです。
そんな状態であっても、まだ「負けを取り返す」と豪語するのが恐ろしいところです。
これは当然のことです。
ギャンブルはトータルで負けるようにできているのですから、負けを取り返しにいくと、悪循環が決定です。
ますます負けてドツボにはまるのです。
「負けを取り返す」と思い始めたら、即ストップをおすすめします。
まだぎりぎり理性が残っているので、潔く損切りをして、さっさと切り上げるのが賢明です。
ちなみにギャンブル依存症の人には「お金を預けているだけ」というセリフもよく登場します。
「負けを取り返す」「お金を預けているだけ」の両方がセリフが登場したら、完全に理性が失われていて、もはや末期なのです。