元気な人は「自分で自分を褒めること」ができる人です。
自分で褒めることは元気な人が無意識的にやっている習慣です。
力を出し切って頑張ったときや、努力を突き通したときには、謙遜せずに「頑張ったぞ」と自分で自分を褒めてしまいます。
人は誰でも褒められると嬉しいものです。
しかし、他人から褒められることだけではありません。
自分で自分を褒めることも同じです。
自分が「よくやった」と認めるほどの努力を成し遂げたときには、人目を気にせず褒めてしまえばいいのです。
努力した大変さは、自分が一番よく知っていますから、本来一番喜ぶべきは自分であり、褒めるべき人も自分なのです。
逆に元気のない人には、自分で自分を褒める習慣がありません。
それどころか自分のことを悲観してしまう習慣が癖になっています。
「まだこれだけしかできていない」
「あの人はできているのに、私はできない」
「やっぱり私はダメな人間」
「自分は頭が悪いんだ」
このように何かと自分を悪く言います。
他人と比べたり、自分の目指す目標を大きく掲げすぎてしまうために過小評価になったり、いつも自分を低く感じてしまうのです。
悪口は他人から言われるだけのものではありません。
自分で自分を傷つけてしまうことも、1つの悪口なのです。