執筆者:水口貴博

元気になる30の習慣

22

「想定外は想定内」

「想定外は想定内」 | 元気になる30の習慣

負けるくらいでいらいらしては、元気にはなれません。

人生ではうまくいかないことのほうが多いものです。

今のあなたの姿は、10年前に想像しえたことでしょうか。

たいていの場合「こうしたいな」と思うこととは違うほうへ傾き、当初予定していた道と外れてくるものです。

思いもしなかった人間関係に恵まれ、考えもしなかった学部に入り、気づけばこんなところで、こういうことを仕事にしている。

こうした小さな想定外がたくさん積み重なり、今に至っています。

「小さな脱線の連続」と言ったところです。

あなたが今描いている10年後も、実際に10年後になってみれば、予定と外れた現実になっているはずです。

「あれ、こんなはずじゃなかった……」

「そんなつもりじゃないけど、いつの間にか……」

「気づいたら、そうなっていた……」

「意外な人と結婚を……」

こうした繰り返しと積み重ねで、人生は成り立っています。

普段なら、思ったとおりにいかないことに後悔したり、いらいらしたりすることでしょう。

しかし、元気な人は、こうした「小さな想定外」を「想定内」と考えているのです。

もともと完璧にそうなるものだとは望んでいません。

実際にやってみて、想定外があれば、それを想定内と考えてしまうのです。

「受け入れる器が大きい」ということです。

いろいろな失敗や間違い、想定外を先に受け入れるよう心の準備をしているため、落ち着いて対処できるのです。

「想定外は想定内」と考えることです。

精神的な器を大きくすることは「脱線」を受け入れることにあるのです。

元気になる習慣(22)
  • 予定どおりにいかなくて、予定どおりと考える。
「失敗を教材にする」

元気になる30の習慣

  1. 「スピード」
  2. 「とりあえずやってみる」
  3. 「まめ」
  4. 「自分で自分を褒める」
  5. 「振り返る」
  6. 「爽やか」
  7. 「すべてが自分に関係している」
  8. 「勢い」
  9. 「昔の自分と比べる」
  10. 「褒める」
  11. 「天気に気分を左右されない」
  12. 「段取り」
  13. 「昼寝」
  14. 「小さな成功を積み上げる」
  15. 「良いことを先に考える」
  16. 「行動」
  17. 「風通しよく」
  18. 「書いてみる」
  19. 「腰が低い」
  20. 「脇役」
  21. 「吐き出す」
  22. 「想定外は想定内」
  23. 「失敗を教材にする」
  24. 「言葉遣い」
  25. 「歯磨き」
  26. 「変化」
  27. 「自分を貫く」
  28. 「お返し」
  29. 「背伸び」
  30. 「今」

同じカテゴリーの作品

2:14

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION