元気な人にある習慣は、主役になろうとする習慣ではありません。
意外なことに、脇役になろうとする習慣があります。
主役というと眉をひそめ、脇役のほうを好んで選ぼうとします。
自分が一番高くて目立つ位置に立つのではなく、ほかの人を高くさせて目立たせ、支える側に回ろうとするのです。
自分だけが前へ前へと出る性格は、元気はあっても周りに迷惑をかけてしまいます。
どんなにかっこよく見える主役でも、ほかの人に迷惑をかけてしまう主役では、お世辞にもかっこいいとは言えないのです。
脇役を目指す人は「誰かを助けること」「支えること」「アドバイスをすること」の習慣があることです。
脇役そのものは、実は人から好かれる一番の適役なのです。
「主人公はかっこいい人」という代名詞が付けば、脇役は「助けて好かれる人」という代名詞がぴったりです。
主役になろうとするのではなく、脇役になろうとする習慣を身につけましょう。
脇役こそが一番おいしいポジションなのです。