いつまでも同じ平面で満足していては、それ以上の成長はありません。
自分よりちょっとレベルの高いことに挑戦することを「背伸びをする」と言います。
背伸びをしながら「少し難しい」と思う挑戦を繰り返すことで、着実に成長ができます。
手は届かなくても、背伸びをすると届きそうなら、行動しましょう。
自分には少し難しい本、映画、一人旅などです。
「背伸びをすれば何とかなりそう」と思えば、勇気を持って行動すればいいのです。
成長は、常に背伸びの連続です。
現状のままでは安定しますが、それ以上の成長は見込めません。
しかし、ちょっと背伸びをするだけで、次のチャンスに手が届くなら、効率よく上に上がっていくことができるのです。
ただし、1つ気をつけておきたいことがあります。
背伸びではなく、ジャンプしないと届かないという程度になると、今度はやめたほうがいいことも頭の中に入れておきましょう。
ジャンプをしないと届かないということは、無理をしている証拠です。
やり続けていると、やがて体に限界ができて、健康を崩してしまいます。
たしかにジャンプのほうが大きく上に上がれる分、それだけ大きな成長が見込めるでしょう。
しかし、無理がたたって体を壊したり、人間関係がおかしくなったり、途中でやめてしまうことになれば、何の意味もないのです。
「適度さ」と「無理」の境は、曖昧でわかりにくいボーダーラインですが「背伸び」と「ジャンプ」と考えてみます。
成長とはいえ「背伸び」と「ジャンプ」は別物なのです。