意外にも元気になる習慣として「昼寝」があります。
仕事中毒の日本人には、お昼に寝ることに罪悪感があることでしょう。
「寝ていること=仕事をしていない」というように昼に寝ていると仕事をしていないように思われます。
また会社の雰囲気もあります。
しかし、できれば昼寝をしたほうがいいでしょう。
仕事の多い現代社会、そのうえ残業続きでストレス過多になっている今、夜だけの睡眠では十分とは言えません。
朝は眠くなくても、午前中の仕事で疲れて、昼食を食べた後は、強烈な睡魔が襲います。
これでは午後の仕事に集中することができなくなり、睡魔と闘う午後になります。
こんなつまらないことで元気を消耗したくないし、仕事の効率を悪くさせたくもありません。
昼寝はしたほうがいいのです。
公園のベンチで座って一息ついたり、自分の机で目を閉じて伏せたりするだけでも、疲れと眠気の取れ具合は違ってきます。
体が睡眠を欲しているときには素直に与えることが一番です。
無理やり起きてかっこつけようとするから、眠い顔でぼうっとし、頭に何も入らなくなってしまうのです。
元気のある人は、アクセルを踏むときは踏みますが、ブレーキを踏むときもしっかり踏みます。
「勉強するときはする、休むときには休む」
「仕事をするときはする、寝るときは寝る」
このようにメリハリをつけ、緩急をはっきりさせているのです。
車でも燃料補給が必要なように、人間にもしっかりした睡眠補給が必要です。