誓いを立てましょう。
「怒らない人になる」と。
普通に注意するのではありません。
正式に誓いを立てるのです。
怒らないようにするためには、強い理性が必要です。
理性を強く働かせるには、普通に注意するだけでは足りません。
正式に誓いを立てるのが効果的です。
正式に誓いを立てることで「公式」となり、強い意識が働くようになります。
今日から二度と怒ることがないようにしましょう。
いらいらしたりむっとしたりするのはいいですが、怒るのはよくありません。
「怒った」ということは「我を失った」ということです。
つまり「理性と自制心を失った」ということにあります。
自分を見失うことほど恥ずかしいことはありません。
人ではなく、野生の動物と同じということになるからです。
怒った後にあるのは1つしかありません。
後悔です。
必ず後から自分の愚かな態度を悔やむことになります。
「怒るべきではなかった」
「なんて恥ずかしいことをしてしまったのだろう」
我を失った自分を恥じることになるでしょう。
怒り方によっては、相手に深い傷を負わせてしまい、二度と消えない傷に至ることがあります。
怒る前は「怒っても後悔しない」と思っていても、実際に怒った後は後悔します。
怒ったところでいいことはありません。
精神的に疲れます。
表情が悪くなります。
寿命も縮みます。
「何が何でも怒らない」と心に誓うのです。
深い愛と大きな心で、寛大な精神を心がけましょう。
常に冷静を心がけ、理性をコントロールできるようになってください。
そうすれば、怒りが爆発しそうになったとき、手前で注意できます。
不快なことがあって不満を感じても、一度誓いを立てたからには貫かなければいけません。
きちんと誓いを立てることで、感情のコントロール力が向上します。
誓いは、抑止力になります。
いらいらしてきて怒りが爆発しそうになっても、誓いを思い出すことで我に返ります。
思うようにいかないことがあっても、冷静を取り戻す力が強くなり、自分をなだめることができるようになります。
「まあいいか」「こういうこともあるよね」と思えます。
「危うく怒ってしまうところだった」
理性のブレーキが働くことで感情を抑えられるようになり、ぎりぎりのところで踏ん張れます。
はっきり誓いを立ててください。
相手を諭すために叱るならいいですが、感情をぶつけるために怒ることはないようにしましょう。
叱るのはOKですが、怒るのはNGです。
どっしり構え「怒らない人になる」と誓いを立てましょう。
「怒らない人になる」と誓いを立てることで、理性のレベルがワンランク上がるのです。