不幸なことが起こって悲観することがあります。
「不幸なことが起こってつらい」
「つらいことばかり。不幸な人生だ」
「私はなんて不幸な人間なのだろう」
今はまだ苦しくて光が見えないかもしれません。
不幸を嘆いているなら、ちょっと待ってください。
勘違いしないでください。
あなたが感じている不幸は、実は不幸ではありません。
たしかに表向きは不幸に見えるかもしれません。
心は月食の曇りの晩に停電したよりも真っ暗かもしれません。
ネガティブな気持ちしかなく、未来に不安を感じているのかもしれません。
ここで気づいてほしいことがあります。
自分の身に不幸が起こったら喜びましょう。
幸せのタネを手に入れたからです。
不幸があって「私はかわいそうな人間」で終わらせてはいけません。
不幸を嘆いたところで、ますます不幸がつらくなるだけです。
「身に起こる不幸は、幸せのタネ」と考えてください。
例外は1つもありません。
不幸に見えても、そう見えるだけです。
さまざまな角度から不幸を観察すれば、実は幸せのタネであることに気づくでしょう。
真っ暗だと思っていた未来に、明るい光が差し込みます。
大切なことは「不幸を生かすこと」です。
何もしなければ、不幸が不幸のままで終わります。
不幸があったら、生かすためのアクションを起こしてください。
その不幸があったおかげで、気づきや学びなど、得られたことがあったはずです。
習慣を改めたり行動パターンを変えたりして、進化や成長につなげるのです。
そうすれば「不幸があってよかった」と言える日がやってきます。
不幸を生かすことに成功すれば、大きな飛躍に変わります。
本当の不幸とは何か。
本当の不幸とは、死ぬことをいうのです。
まだ生きているのなら、不幸とはいえ、かすり傷です。
今はじんじん痛むかもしれませんが、時間が経てば治ります。
立て続けに不幸が起こっても、不幸を嘆かないことです。
「私はなんて不幸なのだろう」と嘆くのは不毛です。
あなたは不幸ではありません。
幸せのタネをたくさん持っているのです。
幸せのタネをたくさん持っているのですから、不幸ではなく、むしろラッキーといえます。
大きな不幸であれば、大きな幸せのタネを持っていることになります。
不幸があっても、ふてくされてはいけません。
きちんと生かして、進歩や改善につなげましょう。
やれることをやって、そこから這い上がってください。
なかなかうまくいかないこともありますが、そこを何とか踏ん張ってください。
身に起こる不幸は、幸せの道しるべです。
不幸を生かせば、新しい道が開かれ、大きな幸せにつながります。