興味を持てるかどうかは、対象によって変わるのが一般的です。
興味のあることなら、自然と積極的になれるでしょう。
たとえば、興味のある本・映画・話題です。
もともと興味のあることは特別な関心があるため、前のめりになれます。
自然と集中力や記憶力も自然と高くなります。
興味のあることはいいのです。
問題は、興味のないことです。
興味のないことは、消極的になってしまいます。
たとえば、興味のない本・映画・話題です。
途中で眠くなったりあくびが止まらなかったりして、苦痛を感じるはずです。
退屈なときは、時間が過ぎるのも遅く感じます。
「好き=興味」です。
人生を楽しく過ごすなら好きなことをすることが大切であり、そのためには興味の対象が重要と思われがちです。
しかし、この生き方では、興味の対象が限定されます。
興味のあることしか楽しめないことになります。
人生を楽しむ幅が制限されてしまいます。
人生を楽しむために大切な考え方があります。
興味のある情報を探すのではありません。
興味と結びつける力をつけるのです。
「興味のある情報を探す」ではなく「興味と結びつける力をつける」と考えてください。
興味と結びつける力をつけるには、さまざまな視点から見る工夫が大切です。
真正面から見るのではなく、別の方向から見てください。
見え方が変わると感じ方も変わります。
まったく興味のないことでも、別の視点から見てみると、興味が刺激されるのはよくあることです。
興味のないことであっても、入念に探せば、何らかの興味に結びつけられるはずです。
たとえば、絵に興味のない人が、美術館に行くとします。
もともと絵に興味がなければ、美術館に行っても退屈に感じますが、ここで視点の変更です。
その人は絵に興味はありませんが、料理には興味があるとします。
視点を変え「色使い」に注目します。
「こういう色使いは料理にも生かせるね」と思えば、わくわくした気持ちで絵画を鑑賞できるようになります。
積極的に絵を見たくなり、有意義な時間を楽しめます。
このテクニックをマスターすれば、何をやっても楽しくなります。
興味と結びつける力がつくことは、楽しみの幅が広がるということです。
興味のない本でも映画でも話題でも、興味と結びつけることで楽しめるようになります。
興味と結びつけることで、ポジティブな感情が湧き上がります。
自然と積極的になれ、記憶力も集中力も高まります。
結果として人生の可能性も広がります。