執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のお金の考え方

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お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。

お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。 | 学校では教えてくれない30のお金の考え方

お金を使う人は、常に人間です。

お金の動きを見れば、その人の心の動きがよくわかります。

人間の心理状態に合わせて、お金も使われたり、使われなかったりしています。

お金の動きは、その人の心の動きを反映しています。

たとえば多額のお金が入って、喜んでいるときはつい調子に乗ってお金を使ってしまいます。

ちょっとお金持ちになって気分に浮かれて高揚し、調子に乗ってしまうのです。

気分がいいときには、お金も勢いよく使われて外に流れ出すぎてしまい、また金欠という失敗を繰り返してしまう傾向にあります。

またお金が全然なくて生活が苦しく心を削られている状態まで来ると、お金は驚くほど使われない生活となります。

私も、自分のお金が底をつきそうなときは心が痛みます。

やがて給料日がやってきて、まとまったお金が一気に飛び込んできます。

給料日には、節約の心がけを忘れ、勢いよく使いたくなってしまうのが、人間心理です。

我慢していた気持ちがあったので、お金がまとまって入ってきたため、つい調子に乗ってしまうのです。

本当はお金がまとまって入ってきたときほど、お金を使わないようにするのが一番です。

お金がまとまって入ると、今まで我慢していた気持ちに緩みが出て、つい使いたくなります。

お金の使い方がうまいユダヤ人の商人の間では「儲かった次の年は仕事を休め」といわれています。

本来なら、儲かればその勢いで次の年も同じようにといきたいところです。

ですが調子に乗るとおかしな行動を取ることを知っているユダヤ人は、儲かったときほど、頭を冷やして休めと言っています。

お金がまとまって入ってきたからとはいえ調子に乗らないことです。

時間を置いて落ち着かないと、またお金を使いすぎてしまい、後から悔いるのです。

学校では教えてくれないお金の考え方(10)
  • お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて、頭を冷やす。
見栄のためにお金を使うと、失敗する。

学校では教えてくれない30のお金の考え方

  1. 世の中の不思議。
    学校では、お金については教えてくれない。
  2. お金は、物々交換から誕生した。
  3. お金とは、世界共通の交換手段。
  4. お金を上手に使える人は、人生を上手に生きられる人。
  5. 清貧を心がけよう。
  6. 使う目的がないと、お金は意味がない。
  7. お金は、薬以上に強力な精神安定剤。
  8. お金を持っているから、みんなから好かれるわけではない。
    お金を使うときの態度が重要。
  9. 節約をして、性格が悪くなっては元も子もない。
  10. お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。
  11. 見栄のためにお金を使うと、失敗する。
  12. 自分のお金で勉強すると、よく身につく。
  13. お金は、英語以上の世界共通語。
    世界の掛け橋になっている。
  14. お金の痛みが、その人の強さに変わる。
  15. お金は、心の余裕。
  16. お金という道具そのものに、人生をかけてしまっている人がいる。
  17. 「けち」と思われる贈り物は逆効果。
    高いほうを選んでおけば間違いない。
  18. お金は働いて得られるもの。
    決してもらうものではない。
  19. 1万円多く稼ぐことより、1万円節約するほうが簡単に感じられる。
  20. 本には、見えない原価がある。
  21. 健康運は、金運とつながっている。
  22. お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。
  23. 「儲かる」といううまい話には絶対に乗らない。
    お金に絶対はない。
  24. この世は、お金中心で回っている世界。
    お金で解決できることのほうが多い世の中だ。
  25. お金に苦労しない人ほど「給料」より「成長」を欲しがっている。
  26. ギャンブルは、負けるようにできている。
  27. ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。
  28. 貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。
  29. お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
    大人になってからのお金の失敗は痛い。
  30. お金を気持ちに変えよう。
    プレゼントをして感謝をすれば、もっと幸せになれる。

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