執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のお金の考え方

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健康運は、金運とつながっている。

健康運は、金運とつながっている。 | 学校では教えてくれない30のお金の考え方

大切なことであるにもかかわらず、ほとんどの人が気づいてないことがあります。

いえ、気づいていたとしても、見て見ぬふりをしている人がほとんどです。

それが「健康」です。

意外なことと思われるかもしれませんが、健康とはお金に対して大変大きなつながりを持っています。

「健康運=金運」であることを知っておきましょう。

健康なら、それだけお金を稼ぐことができるということです。

自由に歩いたり、話をしたり、手足を動かすことができるのは、当然のことながら健康であるためです。

健康でなければ、仕事も思うようにできません。

お金を稼ぐためには仕事をしっかりこなすことが必要であり、仕事をしっかりこなすためには健康でいることが大切なのです。

また健康でいれば、病気や入院などで余分なお金が出ていくこともありません。

病気や入院は、大きなお金がかかります。

特に入院するとなると、たとえ保険をかけていてもお金が必要になってくるケースもあります。

しかし、元から健康なら、これらの心配などまったくないのです。

毎日口にする食べ物に気を使い、早寝早起き、無理をしないといった当たり前のことをすることが、一番のお金を稼ぐ近道です。

それがどうでしょうか。

健康が大切だとわかっていながら、睡眠不足や食べすぎ太りすぎ、仕事で無理をするといったことをしている人が大勢います。

ファストフードの店が増え、添加物や保存料といった体に悪いものを口にする機会が多くなってしまいました。

本人はうすうす悪いとはわかっているのですが、これがなかなかやめられないのです。

健康を崩してしまい「あのときこうすればよかったな」と後悔してしまうことになるのです。

今、私たちが自由に生活ができているのは「健康」という土台があるからです。

健康という土台の上に家庭、仕事、お金、恋愛、人付き合いなどが乗っかっているのです。

まず健康という土台をしっかり固めておかないとすべてがうまくいかず、健康がダメになれば傾いてしまいます。

実は健康は金運とつながりがあるだけでなく、すべてに対してつながりを持っているのです。

健康を1つ失うだけで、家庭、仕事、お金、恋愛、人付き合いなどが将棋倒しのように総崩れになります。

人生が順調な人は、決まって健康な人です。

私のおばあちゃん(母方の母)は、もう80歳前だというのに、元気にしています。

健康ですから、毎日ダンススクールに通ったり、人付き合いしたり、旅行をしたりしています。

そんな姿を見ると、健康は大切であることに気づかされます。

おばあちゃんは高齢にもかかわらず、いろいろな挑戦をしています。

もし早くに健康を失って入院生活を送っていたとすれば、ここまで自由とはいきません。

やりたいことがいくらあっても、体が動かなければ、それまでです。

しかし、体が健康で丈夫なら、年を取ってからでもやりたいことはやっていけるのです。

私のおじいちゃんは、もう亡くなってしまいこの世にはいませんが、死の直前に、私に伝えた一言があります。

「貴博、健康だけは気を使いなさい。失ってからではどうにもならん。何にもできなくなる」

食べるものも制限され、動くことも制限され、そうして生きることも制限された中で出た一言でした。

この言葉を口にしたおじいちゃんは、その数日後、亡くなってしまいました。

私は今でもこの言葉を強く覚えています。

入院して初めてわかる健康の大切さは、そうなってからでは遅いのです。

健康であるうちはその大切さになかなか気づけません。

自分の身内が健康を失い、命を失っている姿を目の当たりにすると、それまで気にしなかった健康も気にし始めるようになります。

おじいちゃんは、最期に私に大切なことを教えてくれました。

健康運は、人生運にまでつながりを持っているのです。

学校では教えてくれないお金の考え方(21)
  • 人生の土台である健康を、大切にする。
お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。

学校では教えてくれない30のお金の考え方

  1. 世の中の不思議。
    学校では、お金については教えてくれない。
  2. お金は、物々交換から誕生した。
  3. お金とは、世界共通の交換手段。
  4. お金を上手に使える人は、人生を上手に生きられる人。
  5. 清貧を心がけよう。
  6. 使う目的がないと、お金は意味がない。
  7. お金は、薬以上に強力な精神安定剤。
  8. お金を持っているから、みんなから好かれるわけではない。
    お金を使うときの態度が重要。
  9. 節約をして、性格が悪くなっては元も子もない。
  10. お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。
  11. 見栄のためにお金を使うと、失敗する。
  12. 自分のお金で勉強すると、よく身につく。
  13. お金は、英語以上の世界共通語。
    世界の掛け橋になっている。
  14. お金の痛みが、その人の強さに変わる。
  15. お金は、心の余裕。
  16. お金という道具そのものに、人生をかけてしまっている人がいる。
  17. 「けち」と思われる贈り物は逆効果。
    高いほうを選んでおけば間違いない。
  18. お金は働いて得られるもの。
    決してもらうものではない。
  19. 1万円多く稼ぐことより、1万円節約するほうが簡単に感じられる。
  20. 本には、見えない原価がある。
  21. 健康運は、金運とつながっている。
  22. お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。
  23. 「儲かる」といううまい話には絶対に乗らない。
    お金に絶対はない。
  24. この世は、お金中心で回っている世界。
    お金で解決できることのほうが多い世の中だ。
  25. お金に苦労しない人ほど「給料」より「成長」を欲しがっている。
  26. ギャンブルは、負けるようにできている。
  27. ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。
  28. 貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。
  29. お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
    大人になってからのお金の失敗は痛い。
  30. お金を気持ちに変えよう。
    プレゼントをして感謝をすれば、もっと幸せになれる。

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