執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のお金の考え方

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自分のお金で勉強すると、よく身につく。

自分のお金で勉強すると、よく身につく。 | 学校では教えてくれない30のお金の考え方

親の援助に頼って勉強するより、身銭を切って勉強したほうが、よく身につきます。

親の援助に頼っていると「親のお金。自分のお金ではない」という意識があるため、勉強するときに気持ちが緩みます。

もちろんまったく勉強ができないわけではありません。

身銭を切って勉強するときの「切迫感」には、かなわないということです。

お金はお金でも、他人のお金か自分のお金かで、本人の気の持ちようが変わってしまいます。

身銭を切ると自分のお金という認識が強くなるため「何とか元を取ってやろう!」と気合が入ります。

私はアメリカに留学していたころ、すべて親のお金で勉強をしていました。

それなりに勉強はできていたのですが、社会人になり、自分のお金で勉強をすると身につく効率がまったく違うことに驚きます。

自分のお金で物を買い始めるようになると、余計な物は買わないようになり、買う物は責任を持とうという気持ちが生まれます。

これは自分のお金でないと、わからないことです。

いくら本を読んでもこのときの感覚は独特で、生きるエネルギーのようなものを感じます。

自分のお金で勉強すればサボることもなくなり、一生懸命なので短期間でよく身につきます。

本を1冊読むにしても「きちんと元を取ってやる!」と自分にムチを入れて読むようになり、当然その分よく頭に入るのです。

習い事をする、本を読むなどといった自分の技能を向上させることに関しては、自分のお金で授業を受けてみることです。

勉強に関しては、身銭を切るか切らないかで、身につく度合いが変わるのです。

学校では教えてくれないお金の考え方(12)
  • きちんと身につけるために、勉強には身銭を切る。
お金は、英語以上の世界共通語。
世界の掛け橋になっている。

学校では教えてくれない30のお金の考え方

  1. 世の中の不思議。
    学校では、お金については教えてくれない。
  2. お金は、物々交換から誕生した。
  3. お金とは、世界共通の交換手段。
  4. お金を上手に使える人は、人生を上手に生きられる人。
  5. 清貧を心がけよう。
  6. 使う目的がないと、お金は意味がない。
  7. お金は、薬以上に強力な精神安定剤。
  8. お金を持っているから、みんなから好かれるわけではない。
    お金を使うときの態度が重要。
  9. 節約をして、性格が悪くなっては元も子もない。
  10. お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。
  11. 見栄のためにお金を使うと、失敗する。
  12. 自分のお金で勉強すると、よく身につく。
  13. お金は、英語以上の世界共通語。
    世界の掛け橋になっている。
  14. お金の痛みが、その人の強さに変わる。
  15. お金は、心の余裕。
  16. お金という道具そのものに、人生をかけてしまっている人がいる。
  17. 「けち」と思われる贈り物は逆効果。
    高いほうを選んでおけば間違いない。
  18. お金は働いて得られるもの。
    決してもらうものではない。
  19. 1万円多く稼ぐことより、1万円節約するほうが簡単に感じられる。
  20. 本には、見えない原価がある。
  21. 健康運は、金運とつながっている。
  22. お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。
  23. 「儲かる」といううまい話には絶対に乗らない。
    お金に絶対はない。
  24. この世は、お金中心で回っている世界。
    お金で解決できることのほうが多い世の中だ。
  25. お金に苦労しない人ほど「給料」より「成長」を欲しがっている。
  26. ギャンブルは、負けるようにできている。
  27. ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。
  28. 貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。
  29. お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
    大人になってからのお金の失敗は痛い。
  30. お金を気持ちに変えよう。
    プレゼントをして感謝をすれば、もっと幸せになれる。

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