お金は動かさないと、幸せになれません。
たまったままのお金では意味がなく、使ってこそ意味があるのです。
お金を貯めているだけでは、それでは単なる精神安定剤にすぎません。
貯金は将来の蓄えのために行いますが、貯金をするくらい心配があれば今にお金を使い将来のために投資をすることが大切です。
将来が心配だからとはいえお金ばかりためているのでは、一向に本人の成長はありません。
将来が心配だからこそ、本を読んだり人付き合いにお金を使って、自分に投資したりするのです。
自分が成長すれば、将来の不安もなくなります。
「そんなことを言っても、何があるかわからないだろう」という人もいるでしょう。
しかし、今の自分に投資をしないほうが、もっと将来は不安定で危ないということに早く気づいておくことです。
お金を知恵に替えて、頭の中に入れておかないといつ誰にとられるかわかりません。
泥棒やスリに、お金をとられるかもしれません。
しかし、部屋に泥棒が入り全財産を盗むことはできても、自分の頭の中にある知識や知恵までは盗みだすことはできません。
お金を自分のために投資をして知識や知恵に変えるほうが、よほど「将来のための蓄え」になるのです。
お金を貯金し始めたら、もう心は保守体制に入っています。
本当に向上心を持っている人は、貯金などせず、今の自分の成長にすぐお金を使います。
使ったお金で自分を向上させ、向上した自分で仕事をこなし、お金を稼ぎます。
また自分に投資して成長を促すという繰り返しです。
将来何があるのかわからないからこそ、今の自分に投資しておくことが必要なのです。
お金を貯金ばかりしている人は成長がなく、無駄に大金を残したまま死んでしまいます。
遺産相続で遺族が喧嘩をして、仲たがいをするきっかけを作ってしまうのです。