執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のお金の考え方

20

本には、見えない原価がある。

本には、見えない原価がある。 | 学校では教えてくれない30のお金の考え方

私は本を買うときに、どれも安いなと感じます。

本が出来上がるまでにかかった時間や費用、努力や経験に比べれば、どれも安すぎです。

たった1冊の本を書くためには、作者がたくさんの本を読んで勉強し経験が詰め込まれているわけです。

私も自分が本を書いているだけにわかるのですが、1冊の本ができるまでには膨大な時間と費用がかかっています。

単に書いているだけの時間だけでなく、経験している時間や勉強した時間を合わせて考えてみましょう。

長い時間がかかっていることに気づきます。

作者が涙を流すような、つらい経験で得た知恵が詰め込まれているのです。

あなたが経験するであろうつらい出来事を作者が先に経験をして、惜しみなく教えてくれているのです。

自分がこれからつまずくような失敗を、本を読むことで未然に避けることができ、賢く生きることができるようになります。

本を読めば読むほど、人生を先取りできます。

本を読んでいる人が賢いのは、たくさんの人たちの人生を知ることができ、多く知識や知恵に触れることができているからです。

私は、本はどれも宝物だと思っています。

その人が、今までに経験したことが原料にされていますから、その人の分身のように思えてならないのです。

その見えない原価に気づいて、感謝をすることが大切です。

ただ本に値段が付けられているのではありません。

1冊ができるまでには目に見えない原価がたくさんかかっていることに気づけば、本はどれも安く、買わなきゃ損なのです。

学校では教えてくれないお金の考え方(20)
  • 見えない原価に、気づく。
健康運は、金運とつながっている。

学校では教えてくれない30のお金の考え方

  1. 世の中の不思議。
    学校では、お金については教えてくれない。
  2. お金は、物々交換から誕生した。
  3. お金とは、世界共通の交換手段。
  4. お金を上手に使える人は、人生を上手に生きられる人。
  5. 清貧を心がけよう。
  6. 使う目的がないと、お金は意味がない。
  7. お金は、薬以上に強力な精神安定剤。
  8. お金を持っているから、みんなから好かれるわけではない。
    お金を使うときの態度が重要。
  9. 節約をして、性格が悪くなっては元も子もない。
  10. お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。
  11. 見栄のためにお金を使うと、失敗する。
  12. 自分のお金で勉強すると、よく身につく。
  13. お金は、英語以上の世界共通語。
    世界の掛け橋になっている。
  14. お金の痛みが、その人の強さに変わる。
  15. お金は、心の余裕。
  16. お金という道具そのものに、人生をかけてしまっている人がいる。
  17. 「けち」と思われる贈り物は逆効果。
    高いほうを選んでおけば間違いない。
  18. お金は働いて得られるもの。
    決してもらうものではない。
  19. 1万円多く稼ぐことより、1万円節約するほうが簡単に感じられる。
  20. 本には、見えない原価がある。
  21. 健康運は、金運とつながっている。
  22. お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。
  23. 「儲かる」といううまい話には絶対に乗らない。
    お金に絶対はない。
  24. この世は、お金中心で回っている世界。
    お金で解決できることのほうが多い世の中だ。
  25. お金に苦労しない人ほど「給料」より「成長」を欲しがっている。
  26. ギャンブルは、負けるようにできている。
  27. ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。
  28. 貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。
  29. お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
    大人になってからのお金の失敗は痛い。
  30. お金を気持ちに変えよう。
    プレゼントをして感謝をすれば、もっと幸せになれる。

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