喧嘩やいざこざなどのトラブルがあると、いらいらしてしまいます。
相手の気分を悪くさせてしまったかもしれませんが、それに負けないくらい自分もいらいらしてしまっているものです。
そんなときに「ごめんね」と謝ることは、とうていできる状態ではありません。
ただでさえ自分が爆発しそうだというのに、そのうえさらに謝るだなんて、そんなことはできないという声が飛んできそうです。
そんなときには単純に、気が治まるまで時間が経つのを待ちましょう。
トラブル直後はいらいらも大きくて冷静な状態ではありませんが、時間が経つと冷静さを取り戻すことができるようになります。
時間が経つことを待つコツは、忙しくすることです。
忙しくなれば、自然と嫌なことも忘れ、時間もすぐたってしまいます。
忙しいという字は「心を亡くす」と書きます。
忙しくなるといらいらも忘れ、時間が経つのも早く感じるのは、心を亡くし、いらいらも一緒になくしている状態だからです。
いつも忙しすぎるのは問題ですが、ほどよく日常の中に忙しさがあることは、時には大切です。
つらいことがあり、嫌な気持ちになったときは、冷静になるまで、忙しくしていればいいのです。
仕事を一生懸命にすることでもかまいません。
遊んで紛らすことでもかまいません。
何かをして時間が経つのを待ち、冷静になり心の落ち着きを取り戻せば、仲直りもしやすくなるのです。