時間に助けてもらうという手もあります。
時間は仲直りするための大切な味方です。
「大変だ。爆発しそうだ」
そう思ったときには応急処置として、とりあえずソッとしておきましょう。
相手だけでなく、もちろん自分に対しても同じです。
いらいらしてもうどうしようもないときは、ひとまず相手から離れ時間が経つのを待ちましょう。
爆発しそうな爆弾からは、触って手当てより、まず避難です。
謝ることも大切ですが、それすら受け付けない場合には、あえて時間を置くことにしましょう。
できれば相手の視界から離れ、少し時間を置いてみることです。
人のいらいらは厄介なものであり、冷静な判断をできなくさせてしまう力を持っています。
単純な物事の判断も頭の中がいらいらでいっぱいになっていると、不可能になります。
あなたもそうした経験が、一度はあるのではないでしょうか。
いらいらしたときは頭の中がそれ一色となり、冷静さを失ってしまったために物事の判断がつきにくくなってしまうことです。
これは人間なら、みな同じような現象に出くわします。
私も1人の人間としていらいらしないと言えば、嘘になります。
いらいらする出来事に直面したときは、とりあえず時間を置くことにしています。
電話中なら、一度切ります。
友人との会話中なら、いったん話を中断するかそらします。
これ以上一緒にいるとさらに悪化しそうなときは、潔く退散し、ひとまず時間を置くことが必要です。
相手も自分もいらいらしていたら、冷静な判断ができないため、解決が難しい瞬間でもあるのです。