すれ違い。
いざこざ。
喧嘩。
これらの結果があるからには、必ず原因があります。
原因なしにトラブルが起こることはありません。
自然とトラブルが発生するということは現実にはあり得ず、何かがきっかけで結果が生まれるわけです。
自分に降りかかった出来事は、すべてに原因があると思うことです。
すれ違いやいざこざ、喧嘩など、もし発生すれば、同じ失敗が二度と繰り返さないように原因を考えてみましょう。
なぜそうなってしまったのかという原因を徹底的に洗い出して見つけるのです。
面倒なことだと思うでしょうが、原因を見つけないかぎり、いつかまた繰り返されます。
同じ失敗を2回も3回も繰り返したくはないですよね。
1回目の失敗を存分に味わい、しっかり原因を見つけ出すことができれば、同じ失敗を繰り返すことはないということです。
「原因と結果」という単純な話ですが、見て見ぬふりをしている人が多いのです。
私も日頃から自分が人間関係において失敗をしたときには、必ず原因を深く考えるようにしています。
付き合っている彼女と揉めることがあれば、きっと何かが原因になっているはずです。
実際にあった話で、つい先日のことです。
自分のことしか考えていなかった私の一言が、相手の心に傷をつけていたことがありました。
相手のコンプレックスに気づかず、つい口にしてしまいお互いの雰囲気が悪くなってしまいました。
そうしたつもりはなくても結果として相手が傷ついていれば、原因は私にあります。
お互いの雰囲気が悪くなるからには必ず原因があり、原因さえわかれば次からどうすればいいのかがわかります。
一度目の失敗は「仕方ない」と思いつつ、いつまでも悲観的に思い返すのはやめましょう。
その代わり次からは気をつけようと強く思えば、今より仲良くなれるようになります。
自分で自分の悪いところを見つけて直していけば、人間関係は自然とよくなります。
極端に言えば、先生なんて特別に必要はなく、自分こそが最高の先生になれるのです。