いきなり正解を考えようとしても、なかなかはかどらないことがあります。
その原因の1つは、散らかった情報です。
どんな情報があるのか。
どんな種類の情報があるのか。
どこまで確定で、どこから不明なのか。
ばらばらの情報や断片的な情報では、活用しにくくなり、十分に生かせません。
ばらばらの情報は、散らかっている部屋と同じです。
部屋が散らかっていると、必要なものを探すのに時間がかかります。
ごちゃごちゃした環境では、居心地も雰囲気も悪く、ストレスも増えます。
論理的思考でも同じです。
情報が散らかっている状態では、見通しが悪いため、深く考えようとしたくても難しくなります。
なかなかやる気も起きず、集中力を妨げます。
そこで必要なのが、情報の整理整頓です。
いきなり仕事に取りかかるのではなく、まず情報の整理整頓から始めるのが得策です。
きちんと分類して、きれいにまとめます。
関係ない情報があるなら、考慮から外します。
本来の仕事の着手までに一手間かかりますが、大切なプロセスです。
きちんと情報を整理整頓しておけば、後から必要な情報を取り出しやすくなります。
論理的思考がはかどるよう、きちんと情報を分類して、まとめることが大切です。
見た目でまとめるのもよし。
種類や特徴で分類するのもよし。
番号や時系列で並べるのもよし。
情報の整理整頓は、仕事を進める近道になります。
整理整頓が難しい情報があったとしても、じっくり考えて、できるだけきれいに分類してまとめます。
情報の整理整頓に時間がかかったとしても、見通しがよくなって活用しやすくなれば、結果的に時間短縮になるでしょう。
タウンページのように「整理された情報」というだけで価値があります。
整理された情報は、見やすく、わかりやすく、活用しやすくなります。
情報を整理していくうちに、頭の中も整理されていくでしょう。
仕事を一緒にする仲間がいれば、自分だけでなく、相手のためにもなるはずです。
全体の見通しがよくなるため、論理的思考もはかどるのです。