論理的思考には、まず思考や判断をするための材料が必要です。
それが、情報です。
情報は、論理的思考を行う上で欠かせない材料です。
情報が不足している状態で論理的思考をするのは、不可能ではありませんが、難しいでしょう。
情報が限られていると、考えられる可能性が広すぎるため、誤解やずれが生じやすくなります。
予想や推測に頼らなければいけないため、的外れや見当違いも発生しやすくなります。
可能性を絞って考え、深掘りしていくためには、やはり情報が必要です。
論理的思考は、情報があってこそ実現します。
情報が不足しているなら、論理を考える前に、情報収集から始めるのが得策です。
できるだけ信頼できる情報源から、情報収集をするのがいいでしょう。
2次情報より1次情報。
古い情報より新しい情報。
無料の情報より有料の情報。
ウェブの情報より本の情報。
人づての情報より生の情報。
非公式な情報より公式な情報。
アマによる情報よりプロによる情報。
情報があればあるほど、参考になります。
情報が揃うだけで、正解が見つかることも少なくありません。
論文や検証データなど、一定の信頼が置ける情報であることが大切です。
正確なデータは根拠になります。
正確で具体的な情報が集まれば、おのずと範囲が絞られ、正解を見つけやすくなります。
十二分な情報が集まれば、論理的思考もスムーズになります。
情報収集の段階で、論理的思考の半分が決まると言っても過言ではないのです。