考え事をするときは、集中することが大切です。
だらだら考えるより、気持ちを引き締めて集中して考えたほうが、思考を深めやすくなります。
知識や経験を総動員して考えるには、集中力が欠かせません。
考え、考え、考えまくる。
思考に集中することで、一気に正解まで導き出せることもあります。
しかしいくら考えても、考えが前に進まないときもあるでしょう。
いくら時間をかけても、思考が前に進まない。
思考に行き詰まって、問題解決が停滞した。
頭がぼうっとしたり、考えが行き詰まったりすることもあるはずです。
そんなとき、いったん休憩を入れるのが得策です。
休憩と論理的思考は、直接の関係はありませんが、間接的な関係があります。
脳がへとへとに疲れている状態では、考え事もはかどりません。
集中力が切れた状態では、何を考えても中途半端になるでしょう。
同じ事ばかり集中していると、深掘りができる反面、視野が狭くなって周りが見えなくなるデメリットもあります。
そこで役立つのが、休憩です。
一度休憩を入れることで、脳の疲れが回復します。
脳の疲れが取れ、再び集中した思考に着手することができるようになります。
また休憩には、興奮を静めるだけでなく、思考をリセットする働きもあります。
いったん休憩を入れることで、複雑な思考から解放され、平らな状態になります。
思考を再開したとき、別の見方ができるようになったり、発想やアイデアが浮かびやすくなったりします。
結果として、行き詰まっていた考え方が、深まることがあります。
いくら考えてもわからなかったことが、休憩の後、あっさり解決できることも珍しくありません。
頻繁に休憩を入れる必要はありませんが、行き詰まっているときは、素直に休憩を入れるのが得策です。
休憩は、論理的思考に欠かせないスパイス。
休憩を入れることで、論理的思考が深まることもあるのです。