引っ越ししたら、ご近所に挨拶をしましょう。
昔に比べると人間関係が希薄になりました。
ご近所付き合いを嫌煙しているためか、引っ越し後の挨拶をする人も減りました。
たしかにご近所への挨拶は義務ではありません。
アパートの家賃を払っていれば、挨拶がなくても問題なく住めます。
わざわざ挨拶をしなくても、廊下でばったり会ったとき、自然と知り合うこともあるでしょう。
「自分はご近所付き合いをしないから関係ない」と最初から決めている人もいるはずです。
挨拶が面倒で、省きたくなる人も多いのではないでしょうか。
しかし、ご近所付き合いがあってもなくても、できるだけ挨拶をしておくほうがいいでしょう。
アパートでもマンションでも、隣に誰かが引っ越してくると、気になります。
隣に人が住んでいれば、自動的にご近所付き合いが始まることがあるでしょう。
いきなり見ず知らずの人が、何の挨拶もなく住み始めると、お互いが少し不安です。
不安を少しでも解消するためだけでなく「顔を見せる」という意味でも、一言でも挨拶をしておくほうがスムーズです。
スムーズに新生活を始めたいなら、挨拶は無駄になりません。
長々と挨拶をする必要はなく、一言の簡単な挨拶で十分です。
「先日から隣に引っ越してきた○○と申します。お騒がせすることもあるかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします」
時間にして1分程度でしょう。
この一手間があるかないかで、今後のご近所付き合いの成り行きが決まると言っても過言ではありません。
「隣の人と挨拶ができた」とわかるだけでも、精神的な不安が小さくなります。
新生活を気持ちよく始められるでしょう。
どの部屋まで挨拶をするかは状況にもよりますが、最低でも両隣の部屋は挨拶の対象です。
もちろん余裕があれば、同じ階の人たちすべてに挨拶することも悪くありません。
ご近所付き合いは、第一印象が大切です。
第一印象がよければ、ご近所付き合いもスムーズに始められるでしょう。