同棲を始めたとき、占いや風水を頼りにする人もいるでしょう。
占い師にラッキーカラーやラッキーアイテムを占ってもらい、備品を買うときの参考にする。
家具や家電の配置は、風水を参考にして決める。
たしかに適度の範囲なら、占いや風水も悪くありません。
占いは、非科学的ではあるものの、気持ちに影響を与える効果はあるでしょう。
あくまで2人が信じるなら、自信ややる気を高める効果もあるはずです。
風水は、一部に科学的根拠も認められているため、まったく役立たないとも言い切れません。
たとえば、風水では「南向きのリビングは、縁起のよい間取り」とされています。
リビングが南を向いていると、自然に太陽光を取り入れることができ、日当たりがよくなります。
適度に活用するぶんには、運気アップにつながるでしょう。
しかし、占いや風水を家に取り入れるなら、限度に注意してください。
占いも風水も、迷信の領域を抜けていないのが現実です。
科学的根拠が十分立証されていないため、疑わしい内容も数多く存在します。
すべてを占いや風水に頼りすぎると、部屋に統一感がなくなったり、余計な備品が増えたりする可能性があります。
浪費や無駄遣いを増やして、節約の妨げにもなるでしょう。
貯金も部屋のスペースも限りがあります。
占いも風水に依存すると、かえって快適な同棲を妨げることになるのです。
占いや風水を取り入れるなら、あくまで参考程度・適度の範囲にとどめることが大切です。
もし気になりだすと止まらない性格なら、最初から参考にしないのも1つの選択肢です。
部屋の快適さを決めるのは、あくまで2人です。
家具の配置も必要なものも、2人が現実的に考えて決めること。
占いや風水より、2人の感覚と思考のほうが、はるかに重要です。