まず同棲を始めて住所が変わった場合、会社への報告が必要です。
会社から従業員に書類を郵送する場合、正しい住所が必要です。
住所が変わることで、交通費・住宅手当・住民税が変わる場合もあります。
住所を変更すれば、同棲であれ何であれ、遅滞なく会社に報告が必要です。
では、会社の上司や同僚に同棲の報告は必要でしょうか。
これは、ケース・バイ・ケースです。
正解はなく、状況によってふさわしい対応が異なります。
まずプライベートなことですから、上司や同僚に報告しなければいけない義務はありません。
会社への報告は必要ですが、職場の人には、隠すのも打ち明けるのも自由です。
結婚するまで秘密を隠し続けるのも、気を遣うでしょう。
「いつかばれるのではないか」と不安を抱えながら仕事をするのは、精神を消耗します。
隠し通すのが苦で、仕事がしにくい人もいるでしょう。
オープンを好むなら、正直に打ち明けてもかまいません。
一方、社内に噂や悪口を好む人たちがいるなら、慎重になったほうがいいでしょう。
安易に打ち明けると、陰で噂のネタにされたり、同棲の邪魔をされたりすることも考えられます。
自分にとって不都合になりそうなら、同棲を秘密にしておくのも悪くありません。
場合によっては、特定の人だけ打ち明けるのも1つの選択肢です。
たとえば、信頼できる同僚や上司です。
社内に自分を理解してくれる人が1人でもいれば、心理的にも楽になるでしょう。
正直に伝えるのもよし。
秘密にしておくのもよし。
特定の人だけ打ち明けるのもよし。
自分にとって都合のよい選択をすることが可能です。