同棲を始めたら、まず家事の役割分担を決めましょう。
名付けて「家事の役割分担会議」です。
役割分担を決めるプロセスは、同棲の最も大事な作業の1つであり、避けては通れません。
「できる人がすればいい」
「気づいた人がすればいい」
「いちいち決めなくても何とかなる」
安易な考え方はよくありません。
同棲は、2人の協力によって成り立つ生活です。
きちんと家事の役割分担を決めないと、同棲生活が混乱するのは間違いありません。
不公平な偏りが生まれ、不満とストレスの多い生活になるでしょう。
役割分担すら決められないと、同棲生活だけでなく、今後の結婚生活も先行きが怪しくなります。
そのため同棲を始めたら、役割分担の話し合いが欠かせません。
家事といえば、炊事・洗濯・掃除の3つが代表的ですが、ほかにもたくさんあります。
買い物・ごみ出し・食器洗い・アイロン掛け・裁縫・布団干し・クリーニング。
雪国なら、除雪が必要になることもあります。
地域によっては、回覧板を回すところもあります。
こうしたことは、きちんと決めておかないと、揉める原因になります。
小さな家事は、そのときに決めてもいいですが、大きな家事は早めに決めておくのが得策です。
役割分担だけでなく、当番制にするのか輪番制にするのかも決めておきましょう。
きちんと家事の役割分担が決まると、自分がするべき仕事が明確になります。
無駄な対立も喧嘩も減り、同棲のストレスが減ります。