同棲とは、どんな生活でしょうか。
「2人の幸せ生活」
「疑似的な結婚生活」
同棲の生活費を抑えるなら、勝負は部屋選びから始まっています。
生活費で大きく占めるのは「家賃」と「食費」です。
食費は変動費のため、住み始めてからでも工夫ができますが、家賃はそういきません。
同棲を始めるときには、多くのルールを決めるでしょう。
家事の基本的なルールから始まり、生活に関することを一つ一つ決めていくはずです。
適度なルールは、2人の負担やストレスを減らす効果があります。
同棲中、必ず確認しておきたい価値観があります。
それは「お金の価値観」です。
好み・考え方・生活習慣なども大切ですが、中でもお金の価値観は特別重要です。
同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくほうがいいでしょう。
同棲しているとはいえ、結婚前の関係です。
完全に2人の財布を1つにするのは早すぎます。
同棲の家事や生活費は、2人で負担するのが基本です。
普通に考えると、家事も生活費も2分の1で分けるのが公平と思われるでしょう。
たしかに数字上は公平ですが、現実上も公平かというと、疑問が残ります。
同棲を始めたら、家計簿をつけてみませんか。
家計簿は、生活費の管理に役立ちます。
ジュース1本を買うにも、お金がかかっています。
生活費には、大きく分けて2つあります。
「固定費」と「変動費」です。
生活費を考えるなら、まず固定費と変動費に分けるのがポイントです。
生活費を節約するなら、どこに着手すればいいのでしょうか。
水道光熱費でしょうか。
通信費でしょうか。
同棲の生活費で大きな比重を占めるのは「家賃」と「食費」の2つが代表的です。
家賃は固定費ですが、食費は変動費です。
そのため、大幅に節約をしたいなら、事実上、食費しかない状況と言えます。
同棲の生活費は、どのような内訳にすればいいのでしょうか。
もちろんカップルごとによって事情が異なるため、内訳は異なるでしょう。
内訳を考えるときに最も重要な基準は「収入」です。
同棲を始めたら、デート代の出し方について考えましょう。
今までと同じでいいだろうと思いますが、同棲を始めたら、捻出の仕方を変えたほうがいいかもしれません。
別々に暮らしていたころのデートでは、おごったりおごられたりする関係が多いでしょう。
同棲を始めたら、共通の財布を作ると便利です。
同棲生活にかかる費用は、共通の財布から出すといいでしょう。
たとえば、家賃・水道光熱費・通信費などは共通の財布から出すと、細かなトラブルを防げます。
同棲中は、きちんと公共料金を確認しましょう。
たとえば、電気代・水道代・ガス代です。
公共料金の金額について、あまり気にしていない人も多いのではないでしょうか。
浪費癖のある人との同棲は、生活費が大変になるでしょう。
いくら自分が頑張って節約をしても、相手がお金を水のように使う性格では無になります。
貯金も結婚資金も貯まりません。
「同棲では、小遣い制を導入したほうがいいのだろうか」
同棲を始めたら、小遣い制の導入に迷うカップルも多いのではないでしょうか。
小遣い制とは、生活費とは別に、相手が自由に使えるお金を渡す制度です。
同棲における小遣い制の導入は、任意です。
同棲中、2人の財布を1つにするのが悪いわけではありません。
同棲では財布を別々にしておくのが基本ですが、2人の希望によっては、財布を1つにするのもありでしょう。
同棲の生活費を考える際、忘れがちな費用があります。
保険料ではありません。
ガソリン代でもありません。
節約は、苦しみの多いイメージを持たれがちです。
たしかに節約には、手間暇が多いため、我慢やストレスが伴います。
欲しいものがあっても我慢する。
女性雑誌では時折、同棲カップルを取材した特集を見かけます。
広々とした快適な住空間。
きらきらした華やかなインテリア。
生活費で忘れがちなのは、学費返済です。
学生時代に奨学金を借りて、社会人になってから返済している人も多いでしょう。
親に学費を全額出してもらっている学生もいますが、それは大変恵まれたこと。
小さな支払いで、パートナーに甘えることがあるでしょう。
たとえば、パートナーが自販機でジュースを買おうとしたとき「1本おごってよ」と甘える。
買い物のとき「代わりにお金を出してくれない?」とお願いする。
貯金をするなら、目標額の設定をおすすめします。
目標額を設定しないで貯金を始めることもできますが、曖昧な状態になりがちです。
たしかに貯金が多ければ多いほどよいものですが、それでは終わりがありません。
同棲の生活費で考えたいのは、共働きをするかどうかです。
もちろん共働きをするかどうかは、2人で相談して決めるのが基本です。
カップルの中には、相手の経済力だけで生活できる場合もあるでしょう。
同棲中2人で貯めたお金は、引き出しにくい状況にしておきましょう。
せっかくお金を貯めても、簡単に引き出せてしまうと、うっかり使ってしまう状況が考えられます。
「そんなことはあり得ない」「自分たちは大丈夫」と思うかもしれませんが、実際はわかりません。
お金の使い方には、3種類あります。
「消費」「浪費」「投資」です。
同棲を成功に導くためには、この3つのお金の使い方が大切です。
「どうしても同棲の資金が足りない」
うまくいくだろうと思った同棲でも、実際はわかりません。
いざ始めてみると、生活費が足りない現実に直面して、生活に四苦八苦することがあります。
節約を徹底するなら、何もしないに尽きます。
あらゆる欲を排除して、余計な行動を控えれば、出費は抑えられるでしょう。
外食もしない。
同棲中、パートナーが失業することがあります。
自己都合の退職もあれば、会社都合の退職もあります。
パートナーが定職に就いているうちは生活費の折半ができますが、失業すると厳しくなります。
同棲中、パートナーが失業して無職になったとき、どうするか。
基本的にパートナーが職を失っても、生活費の折半は続けたほうがいいでしょう。
最初に生活費の折半を約束したなら、ルールにしたがって折半を続けるのがベストです。