女性雑誌では時折、同棲カップルを取材した特集を見かけます。
広々とした快適な住空間。
きらきらした華やかなインテリア。
便利で使い勝手のよさそうな家具や家電。
2人の色に染まった同棲は、まさに2人だけの天国。
雑誌に載っている同棲カップルを見ると、憧れの気持ちが湧いてきます。
「いいな。羨ましい。私たちも負けていられない!」という気持ちになるでしょう。
もちろん憧れたり学んだりするくらいならいいですが、その豊かな生活に影響されすぎないよう注意してください。
雑誌に載っている同棲カップルを追いかけると、生活費はかさむ一方。
「あれも足りない。これも足りない」「あれもほしい。これもほしい」となります。
同じように真似をして、立派な同棲を実現させようとすると、生活費はどんどん肥大していきます。
不足に気づき、欲が湧いてくるでしょう。
物質的な豊かさにとらわれていると、どんどん生活費がかさみ、貴重なお金がなくなります。
見栄を張って贅沢をすると、貯金を貯めるどころか減っていきます。
大切なのは、自分たちの形です。
雑誌に載っている同棲カップルは、あくまで参考です。
雑誌に載っている同棲カップルに惑わされるのではなく、あくまで自分たちの形に集中しましょう。
しっかり現実と向き合って、無駄なところは省き、できる範囲で節約をします。
「立派な同棲」ではなく「無理のない同棲」を実現させることが優先です。
むやみに生活水準を上げず、収入に応じた生活を保つことが大切です。
たとえそれが地味で質素な生活であっても、2人の気持ちが豊かなら十分幸せです。