同棲における小遣い制の導入は、任意です。
同棲中、2人の財布を1つにするのが悪いわけではありません。
同棲では財布を別々にしておくのが基本ですが、2人の希望によっては、財布を1つにするのもありでしょう。
小遣い制には「無駄遣いが減る」「使途不明金がなくなる」「お金が貯まりやすくなる」という3つのメリットがあります。
生活費の無駄を省き、節約を徹底したいなら、小遣い制は役立ちます。
もともと浪費癖のある人なら、小遣い制の導入によって無駄遣いを減らせます。
ただし、小遣い制を導入するなら注意点があります。
自分のルールや考え方を押し付けないように注意してください。
「自分のほうが正しい」と思っても、強引に押し付けるのは不適切です。
一方的に金額や渡し方を決めると、相手から反感を買うことになり、トラブルに発展するでしょう。
小遣い制で節約や貯金ができても、喧嘩別れになっては意味がありません。
同棲は、2人の協力によって作り上げていくもの。
2人の事情ですから、きちんと2人で話し合ったうえで決めるようにしましょう。
2人が納得したうえで始めるなら、小遣い制は、節約を促す強力な制度になるでしょう。
また、小遣い制を始めてから不都合が出てくれば、途中でルール変更もありです。
もともと小遣い制は、ストレスが伴いやすい特徴があります。
初めて導入する制度なら、不慣れな点や想定外のトラブルもあるでしょう。
柔軟にルールを変えていくことで、2人にとってより良い制度へと築いていけます。
小遣い制を導入した結果、限界を感じたなら、もちろん途中でやめる選択肢もありです。