同棲では、喧嘩をすることもあるでしょう。
何でも笑って済ませるわけにはいきません。
何から何まで「そういう考え方もあるね」と納得するわけにもいきません。
同棲中は喧嘩も経験しておきましょう。
喧嘩は、避けたほうがよいと思われがちですが、徹底的に避けるのもよくありません。
無理に喧嘩を我慢していると、不平不満を抱え込んだままになります。
同棲中に喧嘩をすることもあります。
特に注意したいのは、夜の喧嘩です。
夜の喧嘩は、昼の喧嘩に比べて、ネガティブな感情が増幅されやすいため、大きく発展しやすい傾向があります。
同棲中に喧嘩をしたら、余韻に注意です。
同棲中、不愉快なことがあって喧嘩に発展することがあります。
喧嘩をした直後は、2人に険悪な雰囲気が漂います。
できるだけ早い仲直りを心がけましょう。
もちろん険悪な雰囲気なら、一時休戦は必要です。
感情が高ぶっているなら、落ち着きを取り戻すまで時間を置くのもいいでしょう。
同棲を始めると、相手にやめてほしいことが出てきます。
我慢できることならいいですが、明らかな迷惑なら、やめてもらわなければなりません。
このようなとき「やめなさい」という命令で注意しがちです。
いらいらが収まらないときは、昔のメッセージを読み返してみましょう。
手持ちの携帯電話には、昔のメッセージのやりとりが残っているはずです。
最近のメッセージではなく、交際初期のメッセージを読み返してみましょう。
仲直りをしたいなら、ほかのカップルを見てください。
ほかのカップルを見て、羨ましい気持ちになるだけでいいのです。
基本的にどのカップルでもいいのですが、できるだけ仲のよさそうなカップルを見るのがいいでしょう。
まず相手の気持ちを理解しましょう。
まだ謝っていなくてもかまいません。
まだ仲直りの方法を決めていなくてもかまいません。
喧嘩の後、生活の中で「ありがとう」という機会があるでしょう。
料理を作ってくれたり洗濯物を畳んでくれたり買い物に行ってくれたりです。
喧嘩の有無にかかわらず、助けられたとき「ありがとう」と感謝しましょう。
仲直りをするには、まず相手と接触する必要があります。
接触しなければ話ができず、話ができなければ仲直りもできません。
喧嘩の後には、険悪な雰囲気が漂います。
相手と関係がこじれたら、肩たたきです。
肩たたきは、肩の凝りをほぐすだけでなく、不仲の改善にも役立ちます。
相手の不機嫌がなかなか治らないなら、そっと肩をたたいて、機嫌を直してもらいましょう。
仲直りをするとき、回りくどい言い方に注意しましょう。
回りくどい言い方のほうが、とげがなく、穏便に表現できる気がするかもしれません。
恥ずかしい気持ちがあると、言葉を濁したくなることもあるでしょう。
仲直りの話し合いでは、冗談やジョークは不要です。
照れや緊張があるのは、まだいいのです。
照れや緊張は、冗談でもジョークでもないため、悪印象はありません。
仲直りの話をするなら、相手の状態を確認しましょう。
確認したいのは「心と体の状態」です。
仲直りの話は、時間に余裕のあるタイミングがよさそうに思えますが、そうとは限りません。
仲直りをするとき、言い訳に注意してください。
言い訳ではなく、誤解を解くならいいのです。
相手の解釈が誤っているなら、きちんと誤解を解く必要があるでしょう。
同棲中、パートナーに謝る場面があるでしょう。
パートナーを傷つけたり迷惑をかけたりしたときは、きちんと謝ることが必要です。
「自分はきちんと謝ることができている」と思う人でも、振り返ってほしいことがあります。
謝るときの言葉は何でしょうか。
もちろん「ごめんなさい」という一言ですね。
ビジネスでは「申し訳ございません」「失礼いたしました」が使われますが、日常では「ごめんなさい」が一般的です。
喧嘩の後は、ぴりぴりした雰囲気が漂います。
どんよりした空気で、息苦しさを感じるでしょう。
雰囲気が悪いと、小さなことで疲れを感じやすくなるでしょう。
仲直りの話をどこでするか。
部屋の中で話し合うのがベストとは限りません。
「一緒に暮らしているのだから、部屋の中で話せばいい」と思いますが、デメリットもあります。
喧嘩をして早く仲直りするためには、早めに謝ること。
謝ることは、仲直りの近道です。
自分が悪いなら、きちんと謝ることで、仲直りもスムーズにできます。
同棲中、相手から指摘を受けることがあります。
よい指摘ならいいですが、悪い指摘は厄介です。
「玄関の靴が散らかっているよ」
お互いの考えが異なったとき、話し合いが大切です。
悩ましい問題は、1人で押し進めて決めるのではなく、2人で話し合って決めることが大切です。
ルールや役割分担を決めるときも話し合い。
自分が悪くて謝るときは「ごめんなさい」という一言が大切です。
「ごめんなさい」は、謝罪の最も重要な言葉。
申し訳ない気持ちや反省している気持ちを伝えることができます。
「相手が頑固で、なかなか仲直りがスムーズにいかない」
ときどきそんな声が聞かれます。
たしかに相手が頑固や強情だと、話し合いもスムーズに進みにくいでしょう。
「話し合っても、話が前に進まない」
「話し合ったが、仲直りができなかった」
「話し合っても、許してもらえなかった。理解されなかった。無駄だった」
同棲でトラブルが発生すれば、まず2人で解決するのが基本です。
同棲は、あくまで2人の事情です。
2人の問題は、2人が話し合って解決するのが望ましいと言えます。
仲直りができたら、サインを表現しましょう。
「仲直りができた」という意思表示です。
サインを表現しないまま仲直りをすることもできますが、誤解を生むことがあります。
仲直りをしたことに満足していませんか。
険悪な雰囲気はなくなった。
普通に話せるようになった。
仲直りの後は、終わった喧嘩の話を持ち出さないようにしましょう。
ささいなことがきっかけで、昔に2人がした喧嘩の話を持ち出したくなるかもしれません。
「そういえば、あのときの喧嘩は本当に腹が立ったよ」