同棲中は喧嘩も経験しておきましょう。
喧嘩は、避けたほうがよいと思われがちですが、徹底的に避けるのもよくありません。
無理に喧嘩を我慢していると、不平不満を抱え込んだままになります。
言いたいことが言えなくなり、ストレスもたまります。
不満を抱え続け、結婚後に爆発させて離婚になっては、同棲した意味がありません。
結婚後に大喧嘩をして離婚するくらいなら、同棲中に話し合っておくほうが賢明です。
同棲中こそ、喧嘩が必要です。
同棲中の喧嘩には、2つの意味があります。
「本音を言い合う機会」と「本性を確かめる機会」です。
喧嘩は、別の見方をすると、本音を言い合う機会です。
同棲は、2人の相性を確認する意味があるのですから、本音を言い合うことは大切です。
思っているだけでは、パートナーに伝わりません。
伝えるためには、やはりきちんと言葉に出して言うことが大切です。
本当の考えや気持ちを伝えるからこそ、精神的な距離を近づけることができます。
きちんと本音で話し合っておけば、後から驚くことが少なくなります。
人の本性は普段、隠されていてわかりません。
お互いの仲がいいうちは、なかなか確認しにくいのが現実です。
感情的になったときのパートナーの態度は、喧嘩をしてこそわかります。
暴力を振るうタイプなのか、物を投げるタイプなのか。
素直に謝るタイプなのか、頑固に謝らないタイプなのか。
仲直りをしようとするタイプなのか、不仲を放置するタイプなのか。
喧嘩をしたときの反応は、喧嘩をしてみないとわかりません。
喧嘩のやりすぎは避けるべきですが、適度の範囲なら、相手の本性を確かめる機会になります。